【べらぼう】生田斗真が1人2役「まさか」 “森下脚本”に「僕の心もざわつきました」

NHKが7日、俳優・生田斗真が大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)に、斎藤十郎兵衛役で出演すると発表した。仇討ちに関わる重要人物とされる。生田は一橋治済役でも同作品に出演しているが、NHKは「新たな出演者」とし、“一橋治済”と瓜二つの顔をもつ男と紹介している。

斎藤十郎兵衛を演じる生田斗真【写真:(C)NHK】
斎藤十郎兵衛を演じる生田斗真【写真:(C)NHK】

阿波蜂須賀家お抱えの能役者

 NHKが7日、俳優・生田斗真が大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)に、斎藤十郎兵衛役で出演すると発表した。仇討ちに関わる重要人物とされる。生田は一橋治済役でも同作品に出演しているが、NHKは「新たな出演者」とし、“一橋治済”と瓜二つの顔をもつ男と紹介している。

 生田は「一橋治済、ではございません。斎藤十郎兵衛と申します。まさか治済と斎藤十郎兵衛が瓜二つだったという設定がここででてくるなんて、森下脚本恐るべしという感じでございます。現場も、とてもとてもざわつきました。僕の心もざわつきました。楽しんで演じさせてもらっています。最後ギリギリまで仕掛けがたくさん散りばめられているので、たくさんの方に楽しんでいただけるんじゃないかと思っています。最終回、治済と十郎兵衛がどうなっていくのか、お楽しみに」とコメントした。

 NHKは演じる斎藤十郎兵衛について「阿波蜂須賀家お抱えの能役者。長谷川平蔵宣以(中村隼人)も間違え、十郎兵衛を知っていた柴野栗山(嶋田久作)も、治済(生田斗真)に初めて拝謁した際、凝視してしまうほど治済と瓜二つの顔をしている。定信(井上祐貴)らが計画する仇討ちに、蔦重(横浜流星)とともに、替玉として巻き込まれていく…」と説明した。

 作品は俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じ、18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。

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