もりやすバンバンビガロ、23年過ごした大阪を離れ東京進出 環境が変わり「刺激になっている毎日です」

大道芸人のもりやすバンバンビガロが6日、都内のルミネtheよしもとで単独ライブ『ルミネBABABABAAAAN!!!』を開催。終演後の囲み取材では、東京での野望を語った。

囲み取材に応じたもりやすバンバンビガロ【写真:ENCOUNT編集部】
囲み取材に応じたもりやすバンバンビガロ【写真:ENCOUNT編集部】

11月に東京進出を果たしたばかり「東横線、ヤバないですか?」

 大道芸人のもりやすバンバンビガロが6日、都内のルミネtheよしもとで単独ライブ『ルミネBABABABAAAAN!!!』を開催。終演後の囲み取材では、東京での野望を語った。

「2023年 第八回 上方漫才協会大賞 劇場賞」を受賞するなど、日頃から劇場を中心に活動を続けているもりやすは、11月に23年間過ごした大阪を離れ東京進出を果たしたばかり。本公演では、ジャグリングしながらきゃりーぱみゅぱみゅの『にんじゃりばんばん』、Creepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』の歌詞「バン」に合わせてリンゴをかじるオリジナルネタ、10個のシガーボックスを操る離れ技、ちびっ子をステージに招いてカードマジックを披露するなど、神技といえるパフォーマンスを連発した。

 自身初となるルミネtheよしもとでの単独ライブを終えたもりやすは、「ふわふわしたまま終わっちゃった感じなんですけど、応援されている感じがしました。チケットも売れるか不安だったのですが、日頃劇場に来られている方が来てくださった」と安堵の表情。来年の全国ツアー開催が発表され、「今日来た方がまた来てくださったら満席になるんやろな」と期待した。

 上京後の変化を聞くと、「ありがたいことに大阪の劇場にも呼んでいただいているので劇場中心というのは変わらない。東京だと普段会わない芸人さんと会って刺激になっている毎日です」とコメント。東京に来たことを実感した瞬間は、「東横線、ヤバないですか? 大阪の御堂筋線とかは、ぎゅうぎゅうだとそれ以上乗らない。東横線はぎゅうぎゅうなのに、まだ入って来て若い女性もいる。ずっとぎゅうぎゅうやから、乗らなかったら仕方ないという感じでびっくりしました。(ネタで使う小道具で荷物が多いので)僕は各駅停車に乗っています」と語った。

 コント「占いの館」には、次長課長の河本準一が登場。「東京は芸人だけじゃダメ。声優もやって役者もやって歌も出して、そんなのをやっていけばいい」「オーディションを重ねるしかない。待つんじゃない、(仕事は)自分で取りに行く」など、東京進出についての熱いアドバイスがあった。

 河本の言葉を受けて、東京で挑戦したいことについて、「おっしゃっていただいたことが響いたのですが、明日から歌えるようになるためにボイストレーニングに行こうというよりも、やっぱりもっとネタを深くしながらやっていきたいと思っています。視野的にいろんなものを考えながら、これからも自分のやりたいネタをがっちりやっていきたいです」と決意表明。「親交の深いナインティナインの岡村隆史さんからアドバイスは?」と質問すると、「LINEで『コンクリートジャングルへようこそ』といただきました」と歓迎されたことを明かした。

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