CANDY TUNE、初の武道館2DAYSが決定 サプライズ発表に大号泣…角田信朗との異色コラボも実現
7人組アイドルグループ・CANDY TUNE(きゃんちゅー)が5日、東京ガーデンシアターで全国ツアー『CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025-AUTUMN-TUNE QUEST』のファイナルとなるグループ史上最大規模の単独公演を開催した。アンコールでは、メンバーへのサプライズとして、2026年6月5日・6日に初の日本武道館単独公演が開催されることが発表され、メンバーは大号泣で喜んだ。

グループ史上最大規模となる単独公演が東京ガーデンシアターで開催された
7人組アイドルグループ・CANDY TUNE(きゃんちゅー)が5日、東京ガーデンシアターで全国ツアー『CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025-AUTUMN-TUNE QUEST』のファイナルとなるグループ史上最大規模の単独公演を開催した。アンコールでは、メンバーへのサプライズとして、2026年6月5日・6日に初の日本武道館単独公演が開催されることが発表され、メンバーは大号泣で喜んだ。
CANDY TUNEは、桐原美月、福山梨乃、小川奈々子、南なつ、立花琴未、宮野静、村川緋杏の7人からなるアイドルグループ。2023年3月にアソビシステムが手掛ける新プロジェクト「KAWAII LAB.」より誕生した。年末には初の『第76回NHK紅白歌合戦』への出場や『第67回 輝く!日本レコード大賞』で優秀作品賞を受賞するなど勢いに乗るグループだ。
この日の公演は10月1日から30日にかけて行われていたグループ初となる全国ツアー『CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025-AUTUMN-TUNE QUEST』の追加公演。チケット完売で迎えたこの日の会場には約8000人のあめちゃん(ファンの総称)が詰めかけた。
ファンが大歓声を上げる中、おなじみの黒を基調とした衣装で登場し、『hanamaru』から幕開け。バックバンドによる生演奏はライブならではの臨場感だ。そして、続けざまに披露した自己紹介ソング『絶対きゃんちゅー宣言っ!』では会場にコールが響き渡り、はやくも一体感に包まれた。
その後は本ツアーにて初披露となった『アイしちゃってます』などきゃんちゅーらしくエネルギッシュな楽曲を繰り出した。
MCコーナーではツアータイトルにかけた“クエスト”をクリアしていくコーナーを展開。メンバーそれぞれが用意したフレーズに合わせて、ファンとのコール&レスポンスを楽しみ、『推し 好き しんどい』『レベチかわい!』へとつなげた。

初のオーケストラ生演奏でのパフォーマンスも披露
メンバーがステージを降り、会場が暗転するとスクリーンには、メンバーからのコメント映像が流れた。7人それぞれが、グループそしてメンバーに対して抱く思いや感謝を真っすぐに届けた。飛躍の1年を駆け抜けた7人の強い絆が伝わる言葉の数々にあめちゃんもは食い入るように画面を見つめていた。
ステージには、オーケストラが登場。バイオリンやキーボードの荘厳な生演奏をバックに、まさに先ほどのコメント映像とリンクするかのような歌詞が印象的な『いえなかったことば~ありがとう~』をしっとりと歌い上げた。そして、今ツアー初披露の『永遠 Twilight』を熱唱した。
宮野は「初のストリングスでの披露」と初のオーケストラバックでのパフォーマンスだったと説明。その後は一転してアップテンポな楽曲『ナナイロプロローグ』『未完な青春』をオーケストラバックそのままに披露した。
村川は「なんとなんと新衣装です」と初出しとなった衣装を紹介。「今回の衣装はギャラクシー衣装で、壮大な衣装となっています」と3Dプリントされた立体的なデザインについて説明した。
勢いそのままにキラーチューンの『キス・ミー・パティシエ』とつなげると会場のボルテージは急上昇。バンドの生演奏をバックにクールなダンスで空気を一変させると、『Twilight Dilemma』や『TUNE MY WAY』できゃんちゅーの“かっこいい一面”を披露した。
初の全国ツアーを振り返り、南は「バンドメンバーと仲良くなったことが1番の思い出です。ライブに一体感が生まれて、良いライブを届けたいなって思いました」。桐原は「宮城とか広島とかに行けたのが思い出に残ってます」と初めて単独公演で訪れた土地での思い出を口にした。
また、立花は「地元の福岡でツアーができたのがうれしかったし、満員のあめちゃんが見れたのが幸せでした」と喜び、小川は「私はケータリング。各地方の名物を今回のツアーは食べれたので、みんなでおいしい物を食べて寝るのが楽しかったです~」と“らしさ全開”のMCを披露。
すると小川が「なんだか眠くなってきちゃった~」と続けると、MCが突然終わり、会場には『備えあれば無問題』のイントロが。あめちゃんの「起きて~!」の掛け声とともに、会場はヒートアップ。『CATCH YOU』とアップテンポなナンバーで会場を揺らした。

スペシャルゲストとして角田信朗と『倍倍FIGHT!』を熱唱
ライブもラストスパート。村川が会場を「男子ー」「女子ー」と会場をあおっていくと、CANDY TUNEの代名詞となった『倍倍FIGHT!』を披露。この日1番のコールが鳴り響いた。
本編ラストは『アイしちゃってます』。撮影可能なパートとなり、メンバーがスマホを構えたファンのもとを縦横無尽に駆け巡った。
「CANDY TUNE!」とアンコールを求める声援が鳴り響く中、再登場した7人。
村川は「私たちCANDY TUNE、『レコード大賞』の優秀作品賞を受賞することができました! そして、『紅白歌合戦』への出場が決まりました!」と生報告した。そして「応援してくれたみんなと支えてくれた関係者の皆さんのお陰です。改めて感謝を伝えさせてください。ありがとうございます」と感謝を伝え、「やっとファンの皆さんの前で良い報告ができて、本当にうれしいです」と万感の表情を浮かべた。「2026年もCANDY TUNE、走り抜けていきますので、応援よろしくお願いいたします!」と宣言した。
写真撮影やTikTok撮影を終えると、村川は「スペシャルなゲストの方が来ていただいています」とまさかのサプライズゲスト・角田信朗を呼び込んだ。
角田といえば、8月にDeNAの「横濱漢祭2025」の応援総長として横浜スタジアムに登場し、3日連続でCANDY TUNEの『倍倍FIGHT!』を披露し話題となっていたが、ついにCANDY TUNEとの“初共演”が実現した。
角田は「こんなジジイが歌ってすみませんでした」と陳謝。会場が笑いに包まれる中、「ベイスターズさんからの人生最大のむちゃぶりだったんですけど、そのお陰で今日のこのステージを迎えられて、なんて素敵なこの人生」と歌詞に絡めながら喜びを伝えた。
その後はもちろん『倍倍FIGHT!』を8人で披露。SNSで大バズリした“湯切りポーズ”も立花と角田が並んで披露した。角田は「冥土のみやげになりました」と一言。村川が「一緒にできると思ってなかったです」と口にすると、「僕こそ思ってなかったです」と応じ、会場を笑わせた。
角田がステージを去り、余韻が残る中、会場にはメンバーにもサプライズでムービーが。角田のナレーションで、デビュー前の姿や思うような活躍ができずにもがき苦しんできた姿など、映像で7人の歴史をたどっていった。そして、182日後。グループにとって初の日本武道館単独公演となる『CANDY TUNE 3rd ANNIVERSARY LIVE 2026』が26年6月5日・6日の2DAYSで開催されることが発表された。
まさかのサプライズにメンバーは大号泣。あめちゃんは「おめでとー!」の大合唱でサプライズの発表を喜んだ。福山は「示し合わせていないのに、みんなが武道館に立ちたいと言っていたんですよ。大きな舞台に立たせていただきありがとうございます」と感動を口にした。
ラストは『LASTING TUNE』でファンへの感謝を伝えた。村川は、「私たちの夢見ていたステージに立たせていただくことが発表できてうれしいです。本当に本当にきょうはありがとうございました!」と改めて感謝。最後はメンバーそろってマイクを通さずに生声で「ありがとうございましたー!」と集まったあめちゃんへの愛を届けた。

○『CANDY TUNE JAPAN TOUR 2025-AUTUMN-TUNE QUEST』12月5日@東京ガーデンシアターセットリスト
1.hanamaru
2.絶対きゃんちゅー宣言っ!
3.アイしちゃってます
4.きゅきゅきゅキュート
5.君もゾンビですか ゾンビですね
6.必殺あざとポーズ
7.エトセト LOVE YOU
8.推し 好き しんどい
9.レベチかわい!
10.いえなかったことば~ありがとう~
11.永遠 Twilight
12.ナナイロプロローグ
13.未完な青春
14.キス・ミー・パティシエ
15.Twilight Dilemma
16.TUNE MY WAY
17.備えあれば無問題
18.CATCH YOU
19.倍倍FIGHT!
20.アイしちゃってます
-ENCORE-
21.倍倍FIGHT!
22.LASTING TUNE
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