アイドルグループ・AKB48は、大みそかに放送される『第76回NHK紅白歌合戦』に6年ぶりに出場する。結成20周年を迎える今回は8人の卒業メンバー（前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、峯岸みなみ、大島優子、柏木由紀、指原莉乃）も出演。総監督の倉野尾成美が涙ながらに本音を吐露し話題になっている。

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『紅白』出場を伝えられると、倉野尾は「紅白に出れるとは思っていなかったので、驚いている子もたくさんいると思うし、私自身そうなんですけど、本当にありがたい機会をいただいているなというのを実感しているので、これをみんなで次につなげるためのステージだと思って頑張れたらいいなと思います」とメンバーの前でスピーチした。

　その一方で個別のインタビュー映像では「もちろん、いつかは本当に誰の力を借りることなく出られるようなAKB48になりたいなっていうのはどこかにあるんですけど」と涙ながらにコメント。

　さらに「先輩方だったり、20周年という大きい節目というのもあって、今回こうやって出場させてもらえると思うので、ただこの経験をどう受け止めて自分たちが次につなげていくかな気がしているので、ただ楽しかったねで終わるわけじゃなくてAKB48のいまも届けられるように頑張りたいと思います」と語っていた。

　倉野尾の思いはXで大きな話題に。ユーザーからは「こう思える子って強いよね」「わ、この子めっちゃかわいい」「嬉しいというより悲しい気持ちが強いだろうな」「現役よりOGが目立つ演出しそう」「現役メンバー本当に可哀そう」「メンバーへの思いやりが強すぎて泣ける」「メンバー自身が一番わかってるもんね」「いつか努力して報われてほしい」「引き立て役にされててとても不憫」「誰だ！この可愛い子は！」などさまざまな声が寄せられている。