俳優・髙石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』（月～土曜午前8時）。12月5日に第50回が放送され、小谷（下川恭平）とトキのランデブーが描かれた。SNSではランデブーの終盤の小谷に対し「ひどい」という非難の声が飛び交った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　トキと小谷のランデブーの当日、小谷がトキを誘って案内したのは怪談の名所であり、トキのよく知る清光院だった。気づけばトキが小谷をリードして清光院でのランデブーが続くが、最終的に小谷は怪談好きのトキに対し「私無理です……ついていけません」と言う様子が描かれた。小谷は「時間の無駄です」とまで言った。これにトキは怪談を「私は好き」と言ったつもりが、小谷は勘違いし「好きだというお気持ちはうれしいですが。ごめんなさい」と答えていた。

　SNSでは小谷に対し「ひどい」「何を言うとんねん」「そんな言い方あるか」「そんな言い草はないだろ」「時間の無駄はひどい」「言葉きつい」「言い過ぎ」「勝手に惚れて勝手にふるな」「勝手に近づいて勝手に突然はしご外すのなんなの」「一方的にふるな」「ひどいやつ」「ただの困ったやつ」という非難の声が飛び交った。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。