お笑いコンビ・ヨネダ2000の誠と愛が4日、都内で行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2025』の決勝進出者発表会見に出席した。

　今年は過去最多となる1万1521組がエントリー。準々決勝を突破した芸人たちにワイルドカードで最後の1枠をつかんだ滝音を加えた計31組で争われた準決勝の結果を受け、真空ジェシカ、豪快キャプテン、ヨネダ2000、めぞん、ドンデコルテ、エバース、たくろう、ヤーレンズ、ママタルトが決勝への切符を勝ち取った。

　初ファイナリストは、豪快キャプテン、めぞん、ドンデコルテ、たくろうの4組。決勝進出を決めた9組に敗者復活戦を勝ち上がった1組が加わり、第21代目王者を決定する。

　ヨネダ2000は、2022年に初めて決勝進出。この時は、ハリセンボン以来13年ぶりに女性コンビがM-1ファイナリストとなり、大きな話題となった。

　3年ぶり2度目のファイナリストとなった誠は、「返り咲きと言われていますが、これが本当のカエリ・ザッキローニ監督」とギャグで喜びを表現。さらに、『ドラゴンボール』のスカウターのような小道具を装着して独特な世界観に引き込んだが、司会を務めたマヂカルラブリーの村上は「何がしたいの？」と戸惑い、野田クリスタルも「スベりすぎたら決勝取り消しもあるからな」と注意した。

　質疑応答では、「世間では高市早苗氏が首相になり、そういった世間の流れもあって女性初の優勝を目指していると思いますが、改めて意気込みをお願いします」とコメントを求められ、誠が言葉を発さずに変顔で思いを表現。相方の愛は、「彼女にとってはこれも言葉のひとつでございます。こちらを文字にしていただければ幸いです」とフォローを入れ、ヨネダワールドを繰り広げた。

『M-1グランプリ2025』の決勝戦は、ABCテレビ・テレビ朝日系で21日の午後6時30分から生放送。MCは今田耕司と俳優の上戸彩が務める。同日開催される敗者復活戦のMCは、陣内智則と元日向坂46の齊藤京子がMCを務める。

　敗者復活戦に出場する芸人は以下のとおり。

　おおぞらモード、20世紀、今夜も星が綺麗、ひつじねいり、フランツ、ゼロカラン、大王、センチネル、イチゴ、カナメストーン、ミカボ、、例えば炎、生姜猫、ネコニスズ、ドーナツ・ピーナツ、TCクラクション、黒帯、カベポスター、スタミナパン、ミキ、豆鉄砲。