春風亭一之輔、CAギックリ腰のつぶやきが大炎上 真相告白「書いてない文脈を読むんだから」
日本テレビ系『笑点』の大喜利メンバーである落語家の春風亭一之輔(47)が4日、この数日巻き込まれている炎上事件について、公の場で初めて口を開いた。「炎上しても、おもしろがって見ている」とひょうひょうとしたものだが、「書いていない文脈を読むんだから」とSNSの怖さをチクリ。「謝れって言われても、誰に謝っていいか分からない」とぼやいた。

「笑点降りろ、二度と飛行機に乗るな」過剰な反応にも「炎上をおもしろがって見ている」と余裕
日本テレビ系『笑点』の大喜利メンバーである落語家の春風亭一之輔(47)が4日、この数日巻き込まれている炎上事件について、公の場で初めて口を開いた。「炎上しても、おもしろがって見ている」とひょうひょうとしたものだが、「書いていない文脈を読むんだから」とSNSの怖さをチクリ。「謝れって言われても、誰に謝っていいか分からない」とぼやいた。(取材・文=渡邉寧久)
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一之輔は4日、同期入門の三遊亭円楽(48)が都内で開いた「三遊亭円楽25周年記念落語会」の記者会見にゲスト出演。落語会に関する質問の流れの中で「Xが炎上したりして、見るのが忙しい」と口を開き、「書いてない文脈を読むんだから」と炎上事件に触れ始めた。
一之輔が書き込んだのは、「CAさんが俺の荷物のせいでギックリ腰になって、となりの席で休んでいる」。このひと言に対し、SNS界隈が想像力たっぷりに反応合戦を繰り広げた。
「手荷物は自分で上げるか、上げられないなら預けてください。(中略)CAはあたなのお手伝いさんでもなければメイドさんでもないんですよ」
「CAに怪我をさせて安全要員を一人潰した話を笑い話として書いてしまう感覚が怖い。非常識」
一之輔の行動を非常識と決めつけ炎上し、ネットニュースも騒ぎを取り上げた。
経緯を一之輔本人が話す。
「一昨日、羽田から新千歳に行く飛行機で、前から3列目に座っていました。これぐらいの(50センチ四方ぐらいと仕草で表現)トートバックを、席の下のスペースに入れようと思った。入るかな、入らないかなと(逡巡していたら)、CAさんが、40代後半のベテランの方(女性)に『入りますかね』と尋ねたところ『入ると思いますよ。私やりますよ』」と助け船を出されたという。
ネットでは、重い荷物を頭上の荷物入れに入れることを一之輔が頼んだに違いないの一択で、状況が流布されたが、まず前提からして違っていたわけだ。
一之輔の荷物を入れようと腰をかがめたCAが「あっ!」と声を上げたという。「どうしました」と一之輔。「来たかもしれません、ギックリ、来たかもしれません」とCA。続けて、「大丈夫なんですけど、ちょっといいですか。お客様の隣の席、座らせてもらっていいですか」。一之輔が「無理しないでくださいね」といたわり、Xに書き込んだのは、ここまでの状況だ。本人の説明を聞けば、炎上案件ではないのは明らかである。
エアラインはそのまま客入れを続け、その間にCAは大事に至らなかったことを確認して「大丈夫です」と言いつつ、「エイッ!」と気合を入れて立ち上がり、業務に復帰したという。
一之輔のつぶやきに対する反応はすさまじく、「いいね」が増えるにつれ、非難めいた書き込みが増え「人権意識のない落語家とか、『笑点』から降りろとか、二度と飛行機に乗るなとか」と叩かれた様子を再現したが、最後は「(仕事先の)北海道からどうやって帰ろうかな思いましたよ」と噺家らしく洒落で締めくくった。
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