NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸と鈴木奈穂子アナウンサーの2人が12月4日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日放送された『ばけばけ』第49回では、トキ（髙石あかり）がヘブン（トミー・バストウ）に対し、ヘブンが元気になったら小谷（下川恭平）に一緒にでかけようと誘われていることを伝える様子が描かれた。『あさイチ』では、トキとヘブンの関係について触れる形で朝ドラ受けをスタートした。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第49回では、風邪で寝込むヘブンのもとに、リヨ（北香那）が見舞いに訪れ、湯たんぽを渡す様子が描かれた。終盤はヘブンの体調が回復し、空腹だというヘブンのため花田旅館の平太（生瀬勝久）が朝食に多くの目玉焼きを用意。食事の際、トキはヘブンから小谷と何か約束したようだが、と問われ、ヘブンが仕事に復帰したら小谷から一緒にでかけようと誘われていることを伝えた。その反応を気にするトキだが、錦織（吉沢亮）はヘブンの様子をトキに聞かれ、「特には」と答えていた。

『あさイチ』では、華丸が「おトキの方がちょっという感じになるんですね」と切り出し、鈴木アナが「ちょっと始まりはじめていますよね」と、2人の関係について反応していた。また鈴木アナは「ヘブン先生も、あれを聞いたということはちょっと気になっている？」とも。華丸は「分からない。それをどうとるか」と答えていた。

　その後、華丸は多くの目玉焼きが並んだ朝食に言及。「目玉焼き多すぎません!?」と語り、鈴木アナに何個あったか問われると「1、2、3、4で下に5まで確認したんです。4の下にもう2枚ぐらいあっても。生瀬さん焼き過ぎじゃないの」と話し、鈴木アナを笑わせていた。また、目玉焼きという言葉に「フライドエッグじゃないですか。英語で。目玉焼きというのは日本人がつけたということですよね」と言うと、「目玉焼き」を怪談ふうに怖そうに言い、いずれそんな言い方をしそうじゃないかと言って鈴木アナを再び笑わせていた。鈴木アナは「久しぶりの朝ドラ受けで華丸さんうれしそうなんですけど、ちょっと私じゃ止められないんですよ。大吉さんじゃないと」と笑顔ながらも困ったように話していた。華丸は「ごめんなさい」と謝っていた。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。