6年ぶり紅白出場のAKB48、4代目総監督が本音「いつかは誰の力も借りることなく、出れるようになりたい」
AKB48は3日、グループのインスタグラムを更新し、メンバーが6年ぶり13回目となる『第76回NHK紅白歌合戦』(12月31日、午後7時20分)出場を伝えられた瞬間の動画を公開した。メンバーは声を上げることなく、笑顔と拍手で喜びをかみしめた。

倉野尾成美「『楽しかった』で終わらない」
AKB48は3日、グループのインスタグラムを更新し、メンバーが6年ぶり13回目となる『第76回NHK紅白歌合戦』(12月31日、午後7時20分)出場を伝えられた瞬間の動画を公開した。メンバーは声を上げることなく、笑顔と拍手で喜びをかみしめた。
4代目AKB48グループ総監督の倉野尾成美(くらのお・なるみ)は、メンバーを前に「紅白に出れるとは思っていなかったので、驚いている子もたくさんいると思うし、私自身そうなんですけど、本当にありがたい機会をいただいているなというのを実感しているので、これをみんなで次につなげるためのステージだと思って頑張れたらいいなと思います」と言い、声を上ずらせながら「一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。
AKB48が最後に『紅白』に出場したのは2019年で、翌20年に57枚目シングル『失恋、ありがとう』で初めてセンターに立った山内瑞葵、グループ総監督だった向井地美音もコメント。落選となった当時の悔しさを振り返りながら、「みんなで諦めずにここまでやって来れて良かったなと思いました」(山内)、「うれしくて胸がいっぱいです」と言葉をかみしめた。
そして、倉野尾は「いつかは誰の力も借りることなく(紅白に)出れるAKBになりたいというのはどこかにはあるんですけど」と本音も口にした。その上で「20周年という節目もあって出場させてもらうと思うので、ただこの経験をどう受け止めて自分たちが次につなげていくかだと思うので、『ただ楽しかった』で終わらせるわけじゃなくて、AKBの今も届けられるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。
AKB48は05年に活動を開始し、今月8日に20周年を迎える。数々の記録を打ち立て、一時代を築いたグループの節目を記念し、今年の『紅白』には8人の卒業メンバー(前田敦子、高橋みなみ、小嶋陽菜、板野友美、峯岸みなみ、大島優子、柏木由紀、指原莉乃)もステージに集結。現役メンバーとともにスペシャルヒットメドレーを披露する。曲目は決まり次第発表される。
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