映画『カメラを止めるな！』（2017年）への出演でも知られる俳優・しゅはまはるみが2日、日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』（火曜午後11時59分）に出演。引きこもっていた過去と、その理由を明かした。

　この日はセルフネグレクトがテーマ。セルフネグレクトとは食事・入浴・掃除など生活の基本的ケアができず、心身の安全や健康が脅かされている状態で、元々は高齢者の問題とされていたが、近年では若者や働く世代にも広がっているという。

　番組では、専門家がセルフネグレクトの事例として「部屋が汚くても片付ける気にならない」「食事を適当に済ませてしまう」「お風呂や歯磨きをサボる」といった7つの行動を挙げた。

　ここでしゅはまは「ある時期の話ですけど」と前置きの後、「完璧に全部当てはまりますね」と回答。「片付ける意味が分からないみたいになってたし、食事もその辺にあるものを適当に寝たままボリボリ食べてたし……」と振り返った。

　続けて、「私、半年間ガチで引きこもってたことがあるんですよ」と発言。「その間、2回しかお風呂に入ってなくて……」と述べると、「洗うのに2時間くらいかかりました」と告げた。

　これを受け、MCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「なんかちょっと汗をかいてるし、『（風呂に）入りたいな』とも思わないんですか？」と質問。しゅはまは「『入りたい』と『入りたくない』を比べたら、『入りたくない』の方が上回ってます」と答え、「（入りたい）気持ちはあるわけだ？」との問いには「ゼロではないけど……」と返した。

　引きこもりの理由については「離婚ですよね。ありていに言うと」と回想。「結婚生活は、まぁすごい幸せだったわけじゃないんですけれども、その方と6年付き合って4年結婚して、10年一緒にいたんですよ。だから、喪失感みたいな。ロスみたいな感じになっちゃって、そこから『ちょっと人と会いたくないな』ってなって、引きこもりが始まった感じですね」と説明した。