チャンネル登録者数1960万人を誇るYouTuberのHIKAKINが3日、千葉県の幕張イベントホールで開催された『YouTube Fanfest Japan 2025』に出演。オープニングから感極まり、涙のメッセージを送った。

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　本イベントは、YouTube上で高い人気を誇るクリエイターやアーティストと、そのファンが集うオンライン動画コミュニティーの祭典。2013年よりアジアを中心に11か国で開催し、15年以降はカナダ、ブラジルでも実施するなど、世界規模のイベントへと発展している。

　オープニングアクトを務めたHIKAKINは、兄であるSEIKINとおそろいの真っ赤なスーツを着て登場。大歓声が発生すると、会場に紅白の風船が舞い降りた。ダンサーを引き連れたHIKAKIN ＆ SEIKINは、『YouTubeテーマソング2』を披露。HIKAKINの十八番であるヒューマンビートボックスがさく裂し、ド派手パフォーマンスで“YouTuberの祭典”が幕開けとなった。

　HIKAKIN ＆ SEIKINは、15年のYouTube Fanfestで最初の『YouTubeテーマソング』を披露しており、あれから10年が経過。その続編となる『YouTubeテーマソング2』をファンに届けた形だ。

　パフォーマンスを終えたHIKAKINは、涙に声を詰まらせながら「本当に感無量で、やっぱ10年たって……、めちゃくちゃうれしいですね。すいません、オープニングなのに……。こうやって2025年も赤い服を着て歌えて本当に幸せです」とメッセージ。今年8月に初公開した『YouTubeテーマソング2』の超大作ミュージックビデオの再生回数は、1500万回視聴を突破。HIKAKINは「出せるものすべて出し切ったというくらいこだわって作ったので、見ていただけてうれしいです。相当期間もかかった」と笑顔で明かすと、SEIKINも「過去、歴代最高作品だと思っています」と胸を張った。

　今年で12回目の開催となる本イベントでは、25年のトレンドの振り返り、人気クリエイターによる大運動会、ライブパフォーマンスなどのステージを展開。はじめしゃちょー、Fischer’s、平成フラミンゴら人気YouTuberが集結し、アイドルグループ・なにわ男子も登場する。