元アイドル54歳・西村知美、苦手な歌に再挑戦「もう、2度とないかも」 デビュー40周年で38年ぶりソロコン
元アイドル歌手のタレント・西村知美が3日、デビュー40周年記念ライブを来年3月20日に東京・JZ Brat SOUND OF TOKYOで開催すると発表した。アイドル活動を終えてからは「歌が得意ではない」と公言していたが、ファンの願いを受けて再びマイクを持つことを決意。単独コンサートは、17歳だった1988年の3都市ツアー以来38年ぶりになる。

来年3月20日に一夜限りで
元アイドル歌手のタレント・西村知美が3日、デビュー40周年記念ライブを来年3月20日に東京・JZ Brat SOUND OF TOKYOで開催すると発表した。アイドル活動を終えてからは「歌が得意ではない」と公言していたが、ファンの願いを受けて再びマイクを持つことを決意。単独コンサートは、17歳だった1988年の3都市ツアー以来38年ぶりになる。
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現役の松田聖子はもちろん、昨今は小泉今日子、松本伊代、南野陽子ら1980年代の元アイドルが単独公演を開催する中、「歌は苦手」「歌唱力がない」と公言してきた西村もステージに立つ決意を固めた。
来年はデビュー40周年。故郷の山口・宇部市から上京し、1986年にアイドルとしてデビューした。シングル22枚、アルバム収録曲、企画曲、コラボ楽曲。残された楽曲は100曲を超えていた。どの曲も当時の思いや、ファンの笑顔、声援、一流の作詞家、作曲家が手掛けた作品だ。
アイドル活動は高校卒業して間もなく、終えた。その天然ぶりが受け、活躍の場はバラエティー番組などに移り、歌からも遠ざかった。だが、今も届くファンからの「また歌って」「大丈夫、あなたの声が好きだから」の声。その思いを受け、残した楽曲が「支えてもらったスタッフとの時間が詰まった大切な宝物だった」ことも再確認するようになった。
そして、「いつかやれたら」「いつか自信がついたら」と心の奥にしまっていた勇気を振り絞る覚悟を決め、西村は再びマイクを握ることになった。コンサートのタイトルは「西村知美 40th Anniversary Live」。西村はファンに向けて「ソロライブはもう二度と出来ないかもしれません。だからこそ、全国のあなたに来てほしい。遠くに住んでいるあなたにも、会いたいです」と呼びかけている。
<西村知美 コメント全文>
デビューから40年。「一秒ごとのきらめき」。あれから私を、ずっと支えてくれたのは、いつの時代も“あなた”でした。
どんな時も、ステージの向こう側に、必ず誰かの笑顔があったから私はここまで歩いてこられました。
そんな40周年の今、一夜限りのソロライブを開くことにしました。歌うことが得意ではなくて、ずっと逃げてばかりの私に、「大丈夫、あなたの声が好きだから」と言い続けてくれたのも、あなたでした。
だからこそ勇気を出して、この40年間の私をあなたに届けます。
もしかしたら、ソロライブはもう二度と出来ないかもしれません。だからこそ、全国のあなたに、来てほしい。遠くに住んでいるあなたにも、会いたいです。
私の声は、あの頃のあなたに届いていますか? あなたと過ごすたった一度の大切な時間――どうか私にください。会場で待っています。ずっと見守ってくれた、あなただけのために。
あなたの“気になる”を教えてください