高市早苗首相、「働いて」5回繰り返した理由は「その場の雰囲気」 流行語年間大賞に選ばれ笑顔
内閣総理大臣の高市早苗氏が1日、都内で開催された現代用語の基礎知識 選「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の発表・表彰式に出席。「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれ、喜びを語った。

賛否両論に「働きすぎを奨励するような意図はございません」と説明
内閣総理大臣の高市早苗氏が1日、都内で開催された現代用語の基礎知識 選「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」の発表・表彰式に出席。「働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相」が年間大賞に選ばれ、喜びを語った。
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笑顔で表彰盾と記念品を受け取った高市氏は、「この言葉でございますが、賛否両論いただきました。そんな中で、私がこの言葉を発したのは、自分が日本国という国家の国家経営者になるかもしれない立場になった時、つまり自民党総裁選で勝利した日に言った言葉でございます」と回想。
「日本国の国家経営としては、なんとしても自分も働いて働いて働いて働いて働いて、国家、国民の皆様のために貢献したい、そんな思いがございました」と言葉に込めた思いを告白し、「決して多くの国民のみなさんに、働きすぎを奨励するような意図はございません。また、長時間労働を美徳とするような意図もございませんので、そこはどうか誤解が無きようにお願いします」と呼びかけた。
「働いて」を5回繰り返した理由を問われると、「それはその場の雰囲気。大きな意味はございません」と笑顔。故郷・奈良県のアクセントとなったことについては、「私は普段標準語に変換するのに1、2秒かかってしまいますので、どうしても瞬発的に言いたいことがある時には、つい関西弁になってしまうということでございます」と説明すると、司会が「それが優しさが伝わりました」と称賛し、高市氏は「そないふうに言うてもらえたら本当にありがとうございます」と関西弁で感謝した。
多忙な日々を送る中で健康管理のために行っていることを聞かれると、「朝と夜、湯船につかります」と回答。「その分、睡眠が短くなりますが、夜もお風呂にお湯を張って。朝は追いだきなんですが、湯船につかって体中をマッサージして体を目覚めさせる。それは私にとって至福の時間でございます」と明かした。
選考委員は、神田伯山(講談師)、辛酸なめ子氏(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる氏(漫画家)、大塚陽子氏(現代用語の基礎知物学院編集長)が務めた。
受賞語には、「トランプ関税」、「エッホエッホ」、「緊急銃猟/クマ被害」、「国宝(観た)」、「古古古米」、「戦後80年/昭和100年」、「二季」、「ミャクミャク」、「オールドメディア」などが選ばれた。
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