アニメ『GO！GO！チャギントン』（毎週日曜午前6時15分～6時30分、フジテレビほか）で、約12年ぶりとなる新シリーズの放送が決定した。2026年1月11日から放送開始となる新シリーズ「チャギントン シーズン4」では、新たな舞台“港”を中心に、新キャラクター5体が登場。声優の梶裕貴と下野紘が主要キャラクターを担当することが1日、発表された。

『チャギントン』はイギリス発の人気CGアニメで、世界各国で放送されてきた子ども向け作品。カラフルなキャラクターと明るいストーリーが特徴で、日本では2009年にBSフジで放送がスタートし、2010年からは地上波での放送も開始された。これまでに「シーズン2」（2011年）、「シーズン3」（14年）が放送され、今回の新シリーズは実に12年ぶりの続編となる。

　新シリーズでは、物語の舞台を従来の“街”から“港”へと拡大。これまでおなじみのウィルソン、ブルースター、ココの3人組に加え、新キャラクターとして「スキッパー」「ハミッシュ」「ヘンリー」「ラス」「デイリー」が登場する。梶は、港で働くチャガー（作中に登場する列車キャラクターの総称）のリーダー「スキッパー」役を、下野はその部下である「ハミッシュ」役を演じる。

　スキッパー役の梶は、「私にも小さい子供がおり、子供向け作品の影響力は日々感じているところでしたので、今回、声優として『チャギントン』に関わらせていただくことができ、とてもうれしかったです。また『チャギントン』が放送15周年を迎えたということで、そういったおめでたい節目のタイミングでのご縁も、非常に光栄だなと感じました」と喜びを語り、収録については「スキッパーは自分にとって相性のいい役だったのかなと感じています」と手応えを明かした。

　また、ハミッシュ役の下野は、「『チャギントン』にまさか出られると思っていなかったので、出演させていただけたことも、15周年の記念すべき年に参加できたこともうれしかったです」とし、「リズムに乗って歌うシーンもありましたが、他のキャラクターの声を聞きつつ、“自分は1人じゃないぞ”と思いながら演じましたね！（笑）」と振り返った。

　新キャストだけでなく、これまで『チャギントン』を支えてきた声優陣も続投。ウィルソン役の小林由美子は「またウィルソンやチャギントンの仲間たちと会えるなんて夢のようでめっっっっっちゃくちゃうれしいです！」と歓喜し、ココ役の野中藍は「再び新シリーズでココに息を吹き込めることを幸せに感じています」と思いを語った。ブルースター役の佐藤利奈は「12年ぶりの新シリーズ！！？なんてこった?！！！」と驚きを見せつつ、「できることが増え、しっかりしてきたブルースターたち。一生懸命で頑張り屋さんな姿が、とてもまぶしく、愛しいです」と続けた。

　さらに、管制官ヴィー役のはいだしょうこも続投。「新シリーズに参加させていただけること、とてもうれしく思っております」と語り、「同じスタジオ、同じ監督さんとご一緒させていただけて、とても懐かしく、楽しくアフレコさせていただきました」と収録を振り返った。

　新シリーズは2026年1月11日放送開始。新たなステージと豪華声優陣で、子どもたちに新たな冒険を届ける。