フジテレビの藤本万梨乃アナウンサー（30）が、年内をもって自主退職することを1日、同社が発表した。藤本アナが現在担当の『めざましテレビ』（月～金曜午前5時25分）は今月25日、『さんまのお笑い向上委員会』（土曜午後11時10分）は13日をもって卒業。退職後はフリーアナウンサーに転身するとみられ、『Mr.サンデー』（日曜午後8時54分）については、来年3月末まで担当する。

　福岡県出身の藤本アナは東京大医学部健康総合科学科を卒業後、2019年4月、フジテレビに入社。情報番組を中心に担当し、『Mr.サンデー』は23年7月２日からアシスタントキャスターを務めている。

　私生活では、今年9月、東大医学部の同級生だった男性医師と結婚。退職発表に伴うコメントでも、「これからは、家庭生活と自分自身の時間を大切にしながら、私らしく仕事にも取り組んでまいります。フジテレビで学んだことを忘れずに精進いたします」としている。

　同社によると、藤本アナが務めてきた『めざましテレビ』情報キャスターは、来年1月から原田葵アナ、新加入の小室瑛莉子アナ、高崎春アナが担当。『さんまのお笑い向上委員会』のアシスタントは、『さんまのお笑い向上委員会 クリスマス生放送SP』（24日深夜0時25分）から、原田アナが担当するとしている。

　なお、フジテレビでは今年に入り、永島優美アナ、椿原慶子アナ、西岡孝洋アナ、岸本理沙アナ、青嶋達也アナ（定年）が退職しており、藤本アナで6人目になる。