『ザ・ロイヤルファミリー』市川実日子が獣医師で出演 クリストフ・ルメール騎手も登場
俳優の市川実日子が、TBS系連続ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜午後9時)の第9話(12月7日放送)に出演することが30日に発表された。

12月7日の第9話に出演
俳優の市川実日子が、TBS系連続ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』(日曜午後9時)の第9話(12月7日放送)に出演することが30日に発表された。
同作は、早見和真氏の同名小説が原作。競馬の世界を舞台に、ひたすら夢を追い続けた熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大なストーリーを描く。主演を妻夫木聡が務めるほか、佐藤浩市、松本若菜、沢村一樹らが出演している。
市川が演じるのは、獣医師の沢渡有希。獣医師としての実力はかなりのものだが、一風変わった性格の持ち主である。有馬記念優勝という大きな夢をつかむために再出発するチームロイヤルだったが、次々とトラブルに見舞われてしまう。今年の有馬記念出場は絶望的に思われる中、チームロイヤルは市川演じる沢渡に出会うことになる。さらに、沢渡は耕造(佐藤浩市)と面識がある様子。沢渡は、チームロイヤルにどのように関わってくるのか。
市川は本作の演出を務める塚原あゆ子のヒット作『アンナチュラル』や、昨年公開されて大きな話題を呼んだ映画『ラストマイル』に出演したことも記憶に新しい。
さらに、第9話にクリストフ・ルメール騎手の出演も決定。今秋、秋華賞・菊花賞・天皇賞(秋)・JBCクラシックを制覇した絶好調のルメール騎手が、物語の終盤に登場する。
第9話では、2年後の有馬記念優勝という大きな夢に向かい、栗須(妻夫木聡)と耕一(目黒蓮)を中心に、チームロイヤルは固い結束を築いていた。隆二郎(高杉真宙)に代わり、ロイヤルファミリーの主戦ジョッキーとなった翔平(市原匠悟)は、秋のGIシーズンに挑む。だがその矢先、翔平は思わぬ大きなトラブルに巻き込まれてしまう――。一方、耕一のライバルである展之(中川大志)は、父・椎名(沢村一樹)も成し遂げられなかったクラシック三冠制覇を狙っていた。次々と襲いかかるトラブルにより、目標としていた年末の有馬記念出場は絶望的に思われる。それでも栗須と耕一は、チームを守るため、そして夢をつなぐために奔走していく。
市川のコメントは以下の通り。
「馬の走る姿の美しさに。それに目を凝らし、祈る人たちの姿に。なんでこんなに涙が出るのか自分でもびっくりするくらい、毎話感動していました。現場ではとても緊張していましたが、妻夫木さんをはじめ役者の皆さん、スタッフの皆さんが温かな空気で迎えてくださって、うれしい再会もたくさんありました。
迷いながらテストを重ねていた時。そのシーンと役にとって大切なものを丁寧に探って、台詞への反応を返してくださる目黒蓮さんが頼もしくて、感謝の想いが広がりました。ここから最終話まで。作品の1ファンとして、楽しみにしています」
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