Mrs. GREEN APPLEの大森元貴、若井滉斗、藤澤涼架が29日、都内で行われた『MGA MAGICAL 10 YEARS SPECIAL GREETING ＆ CINEMA VIEWING』の舞台あいさつに登壇した。今回展開する映像作品について語った。

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　今年デビュー10周年を迎えた同グループは7月26・27日、ミセス史上最大規模のスケールのライブ「MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE ～FJORD～」を開催。今回は同ステージパフォーマンスをIMAX上映で体感できるライブフィルム『MGA MAGICAL 10 YEARS ANNIVERSARY LIVE FJORD ON SCREEN』と、同グループの「今」と「その先」を追うドキュメンタリー『MGA MAGICAL 10 YEARS DOCUMENTARY FILM ～THE ORIGIN～』の2作品が、28日より同時公開された。

　舞台あいさつは、同2作の連続上映の合間、ライブフィルム『FJORD』の上映後に実施。5万人が詰めかけた同ライブを映画化にした理由について大森は「アニバーサリーで、メジャーデビュー10周年の大事なライブですので、多くの人にぜひ見てもらいたいというのと、当日配信とか色々あったんですけど、なかなか見ることができなかった方たちもいらっしゃると聞いた。これはあらためて、作品として届けるべきだと思った」と説明。

　若井は「映画ならではの発見がたくさんありました。『こんなところでこんな表情をしていたいんだ』とか」うっとり。イベント司会が自身の話かと尋ねると、若井は「そうです！　主にね！」と声を上げ、「あのね、1曲目が始まる直前の僕の顔、見ました？　あれいいよね。そういう、ライブ当日では発見できなかったことが映像には詰まっている」と自画自賛。会場の笑いを誘った。

　同ドキュメンタリー作品には、大森自身が「本当は人に見せるものではない」と語る作曲時の映像も。若井は「このスピード感で曲ができているところと、ちゃんと1つひとつに命を吹き込んで、命を削って曲を生み出しているのを、映像を通して見て『すごいな』と、月並みですけど思いましたね」と舌を巻いた。藤澤も「Mrs. GREEN APPLEとして作曲しているんだというそこの思いが、映像からすごく垣間見えた。僕はメンバーとしてすごく伝わってきた」と述べた。