歌手の小林幸子が28日、都内で行われた「ケンミンショー旅アワード2025」の受賞式に登壇。MCを務めたタレントのウエンツ瑛士、ゆうちゃみらとのトークで地元愛を熱弁し、『千本桜』を熱唱した。

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　人気長寿番組『秘密のケンミンSHOW極』（読売テレビ・日本テレビ系）と旅の魅力を紹介するアカウント『ショー旅』がタッグを組んでスタートした本イベントは、全国の県民愛あふれるショート動画を募集して、グランプリを決める動画コンテスト。今年が初の開催となった。

　2013年に新潟県民栄誉賞を受賞している小林をウエンツは、「新潟で神的な存在であがめられている」と紹介し、この言葉を受け小林は「去年で芸能生活60周年を迎えることができました。新潟のみなさんに支えていただいたので恩返しをしたい」と感謝。本イベントでは、「湯けむり女将インフルエンサーさっちゃん」と題したドラマ仕立てのオリジナル動画を公開し、「有名な月岡温泉の女将なんですが、25歳ということで配信をしている。そこで大騒ぎをするという内容。コミカルですけど心温まる動画になっています」とポイントを語った。

　今後も動画を更新していく予定で「これからどんな展開になるか、絶対に見てください。自分がコメディアンと思うくらいやらせていただきました」とアピール。ウエンツが新潟の魅力を聞くと、「海の幸、山の幸、小林の幸！　さっちゃん！」とお茶目に答えた。

　グランプリには、大阪のおばあちゃんが営むカレー店を紹介する動画を応募した永田尚子さんが輝き、プレゼンターとして再登場した小林が賞金と記念品を贈呈。エンディングで『千本桜』を熱唱すると、小林の歌声に合わせて出演者全員で盆踊りをして大団円となった。

　イベントには、茨城県出身の羽田美智子、Z世代から絶大な人気を誇るくれいじーまぐねっと、DJ Cellyらも登場した。