俳優の上白石萌音が27日、都内で行われた「太平洋セメント新CM発表会」に出席。CM撮影を振り返り、撮影時のエピソードなどを笑顔で語った。

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　太平洋セメントは、12月1日から放映開始となる新CM「スゴイよセメント」篇で、俳優・歌手として活躍する上白石を同社初のCMキャラクターとして起用。上白石が出演している新CMは、「スゴイよセメント」をキーワードに、セメントの価値をCGを駆使した映像で表現している。

　イベントでは新CMが初めてお披露目され、その後にCMで着用したワンピース姿の上白石が登壇してトークショーを実施。「本当にすごくすてきなCMとご縁があってありがたいです。社長さんから大層なお褒めの言葉をいただいて恐縮のかぎりですが、路頭に迷うことになったら社員として迎え入れてくれそうですね（笑）」と笑いを誘いつつ、映画で披露した英語を絶賛されたことについて「バイリンガルではないので大丈夫ですか？　語学を磨きたいと思います。何かありましたらよろしくお願いします。何があるかわからないので」と改めて社長にアピールした。

　そんな同社のCMに出演した上白石。セメントについては「正直、日常で目を向けたことがありませんでした。意識したら目の周りにはセメントがあふれていて、無意識のうちに何かに支えてもらうことがたくさんあるので、目を向けるきっかけになると思っております」と話し、この日公開された新CMは「CGを使った作品になっているので、現場では想像を働かせながら皆さんとシミュレーションしながら作りました。完成したときは感動したのを覚えています」と出来栄えには自信をのぞかせていた。

　パネルを使った企画も展開され、CMのテーマでもある「上白石萌音スゴイよ」とお題を出された上白石は、「平凡性」と回答。その理由として「ご覧の通りの容姿と雰囲気なので、街に行っても一切気付かれなくて、電車とかでも1回も気付かれたことがありません。得をしているなと。あまりにもありふれているので、つい昨日の夜も言われましたが、あり触れたセメントみたいにどこにでもいます」と自虐的に説明し、「平凡に暮らしていきたいと思います。自分の広告の前に座っても一回も気付かれませんでした。探せるものなら探してみてください（笑）」と笑いを誘っていた。