元プロバレーボール選手でタレント・モデルとして活躍する栗原恵が26日、都内で行われた「第18回ペアレンティングアワード」の授賞式に登壇。日々の子育てについて語った。

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　同アワードでは、厚生労働省の後援のもと、人気育児雑誌6誌が出版社の垣根を越えて集い、2025年に育児業界に影響を与えたタレントや文化人、ヒット商品や出来事などを表彰。日本の子育てがよりよくなることを目的としている。

「ヒト部門」に選出された栗原は、2024年にモデルでフォトグラファーの大越光貴さんと結婚。同年12月には第1子男児を出産した。受賞のコメントを求められると「今日はこのような歴史あるすばらしい賞をいただきまして、誠にありがとうございます」と感謝。続けて「バレーボール一筋でやってきました。現役中に大病を患ったりもして、妊娠、出産、そして今のように育児ができる日が来るなんて想像もできませんでした」と吐露し、「お仕事で好きなことにチャレンジさせてもらっていますが、それは息子の我慢、寂しさの上に成り立っているのかなって、ときには悩んでしまうことも正直あります。でも、好きなことをして生き生きと暮らす姿を息子にも見てもらって『お母さん楽しそうだな』と思ってもらいたい。感謝の気持を忘れずに、息子と一緒に生きていきたいと思います」と力強く語った。

　この日は、日頃の子育てについてトークを展開。夫婦間で子育ての役割は「決めておりません」とコメントし、「2人とも完ぺきじゃないので、補い合いながら。でも、できてないなって思うところは、さり気なくお互いにガバーしあえているので、いいチームワークかなって思います」と笑顔を見せた。

　現在11か月を迎えた長男は「結構なビッグベビーでして、12キロくらいある」と明かし、「たかいたかい」をするときは「日本一高い『たかいたかいだよ』って言いながら（笑）。息子もすごく笑って喜んでくれるので、お互いに楽しみながら親子の時間として取り入れています」と話した。

　この1年の中で、最も印象に残っている育児については「2日前に10歩あるいてくれました」と言い、「10歩目には手を広げて首元にハグしてくれたので、うれしかったです」と声を弾ませた。「カメラを構える前にドドドッと走る感じで飛びついてきた」とのことで、撮影はできなかったというが「私だけが体感できた。まだ10歩まで成功してなかったので、貴重な歩く姿を体験させてもらえたなって思います」と充実した表情を見せていた。