菅田将暉、火星へ「行きたい気持ちも出てきました」 会見中に心境の変化
俳優の菅田将暉が24日、NHK放送センターで行われた放送100年特集ドラマ「火星の女王」取材会に、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、滝藤賢一、演出の西村武五郎氏と共に出席した。

放送100年特集ドラマ「火星の女王」取材会
俳優の菅田将暉が24日、NHK放送センターで行われた放送100年特集ドラマ「火星の女王」取材会に、シム・ウンギョン、岸井ゆきの、滝藤賢一、演出の西村武五郎氏と共に出席した。
本作は、放送100年という節目に展開する「宇宙・未来プロジェクト」の一環として放送されるドラマ。100年後の2125年、人類が火星に移り住んで40年、突如現れた物体をめぐり、火星と地球の人々の欲望と希望が描かれるSFエンターテインメント。
菅田は、ISDAの日本支局に勤める若手職員・白石アオトを演じたが「最初台本を読んだ時、100年後というイメージの外であることもありますが、理解することに時間が掛かりました」と想像の範疇を超えたスケールの物語であることを明かすと「それでも、(演出の西村)武五郎さんが台本を読んだ以上に、ハートフルに説明をしてくださったので、すごく熱量を感じるストーリーになっているなと思いました」と語る。
菅田が演じるパートは日本のため「あまり火星というイメージはなく、アナログだったのですが、進化したテクノロジーの先にも人の温かみがある。放送100年というテーマにピッタリな作品だなと思いました」と感想を述べていた。
火星生まれ、火星育ち。地球出身者が高位を占めるISDA火星支局の中で、異例の出世を遂げ支局長まで上りつめたガレ-J0517を演じるシムも「台本が伝えたいメッセージに惹かれました」と語ると「100年前でも、100年後でも人と人とのつながり、人を思う心というのは決して変わらないというテーマは素敵でした」と感慨深い表情をしていた。
人類が火星に移り住んだという設定の物語。菅田は「火星に行ってみたいか」と問われると「行きたくないかなー」とつぶやきつつも「簡単に行けるならいいかもしれませんね。でも興味はあります。重力の感じとか……やっぱり行きたい気持ちも出てきました」と笑っていた。
またこの日の取材会には参加できなかったが、視覚障害がある火星生まれの女性・リリを演じたスリ・リンとの交流について菅田は「初めての顔合わせのとき、リンさんがギターの練習をしていたんです。日本、さらに障害がある体のお芝居、ギター、歌……とてもいっぱいのミッションがあるなか、楽しそうにしている姿を見て、こちらも楽しくなり、ギターを一緒にセッションしたんです」と撮影の裏話を明かしていた。
あなたの“気になる”を教えてください