MMAデビュー戦勝利の岡美紀は「ここから化ける」 試合後は病院直行「脱水状態」
第6試合では、この日がプロMMAデビュー戦の岡美紀(伊澤星花チャレンジ)が堀井かりん(クロスポイント・パラエストラ拝島)に3-0の判定勝ちを収めた。師匠の伊澤星花は岡の初戦を「自分のデビュー戦を見ているかのよう」と褒めた。

伊澤星花は試合内容を激賞「自分のデビュー戦を見ているかのよう」
格闘技イベント「DAYS Presents DEEP JEWELS 51」(2025年11月23日、東京・ニューピアホール)第6試合 DEEP JEWELS ストロー級 5分×2R
第6試合では、この日がプロMMAデビュー戦の岡美紀(伊澤星花チャレンジ)が堀井かりん(クロスポイント・パラエストラ拝島)に3-0の判定勝ちを収めた。師匠の伊澤星花は岡の初戦を「自分のデビュー戦を見ているかのよう」と褒めた。
柔道インターハイで3位という実績を持つ岡は、MMAの経験はこれまで1度もなく、9月から伊澤の元でフィジカルトレーニングや練習に励んできた。
なによりも気持ちが強かった。組みの展開では得意の柔道技で何度もテイクダウンを奪っていたが、打撃でも決して引くことはなかった。自らがいいパンチをいれるだけでなく、被弾をしても下がることなく前に出て、返す。心の強さも見せた。
師匠の伊澤は「本当にここから化ける」と断言した。
「おかみきは柔道が強くて、今日初めてのMMA。自分たち(陣営)も練習を見ていて自身はあったけど、試合になると『打撃大丈夫かな』って不安がありました。でも、その不安を吹き飛ばすような打撃でもらっても前に出て引かない。気持ちの強さが見えました」
それだけにとどまらず「もう自分のデビュー戦を見ているかのような試合運びだったので、ここから1年後チャンピオン狙えるかなと思っています」と豪語していた。
デビュー戦とは思えない激闘を見せていた岡だったが、試合後の会見は欠席。病院に直行した。伊澤は「減量によるダメージです」と説明した。
岡は柔道時代70キロ級で活躍したが、今回の試合は52キロ級。本人も不安を吐露していたが、計量は見事クリアしていた。しかし、体調は万全ではなかったようで「脱水状態」で試合をしていたことも明かされた。
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