アイドルグループ・A.B.C-Z（橋本良亮、戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一）が23日、東京・Kanadevia Hall（東京ドームシティホール）で全国ツアー「A.B.C-Z Concert Tour 2025 CRAZY ROMANTIC!」東京公演を開催した。公演前には取材に応じ、公演タイトルにちなみ“最近ときめいた瞬間”をそれぞれが語った。

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　五関は、愛犬にまつわる“思わず胸がきゅんした瞬間”を紹介。「ツアー中は泊まりが多くなるので、飼っているワンちゃんを実家に預けるんですが、家では見せない変なクセが出たらしくて。ご飯を小皿の周りに並べ始めたらしく、『実家だとこんなクセが出てきたよ』と送られてきた時、すごく会いたくなってときめきました」と言い、頬をゆるませた。

　塚田も“犬つながり”の出来事を回想。「散歩している時に『塚ちゃーん！』って呼ばれたんです。家の近くだったので、近所に住んでいるふぉ～ゆ～の松崎（祐介）かなと思ったんですが、周りを見ても誰もいなくて。車が1台停まっているだけで……」と不思議に感じたという。

　声の主は、まさかの木村拓哉だった。「あれ？　と思って。木村さんに『塚ちゃーん』って呼ばれたことがなかったので、ときめいちゃって。でも、どうしていいかわからず、あたふたしてしまって、結果的に無視しちゃっていました。ワンちゃんに引っ張られているみたいな感じを装いながら。あの時、立ち止まってたらお話できた……」と苦笑いで振り返った。

　その後、対面する機会は訪れていないそうで、「ずっとそこで待ってますから、木村さん！　ずっと僕はお会いした場所で待ってます！」と声を張り上げ、取材陣を笑わせた。

　39歳の戸塚は、自身の「20年のルーティン」を明かした。「20歳の頃から酒と本を読んで過ごしてきました。『あと何回、このサイクルできるんだろう』って。下戸なんですけど、ロマンティックとかクレイジーな方向に行きたくて、アルコールを入れたりしてます」

　橋本は、「ライブが一番のときめき」と断言。「僕は間違いなくライブで、お客さんと触れ合った瞬間です。僕の顔を見て、お客さんがときめいた表情をするじゃないですか。それに僕もときめくんです。そういう顔って覚えているし、いろいろ楽しんでいるんですよね」と、アイドルとして非の打ちどころのない回答。他のメンバーも納得顔だった。