NHK『あさイチ』（月～金曜午前8時15分）でMCを務める博多華丸・大吉と鈴木奈穂子アナウンサーが21日、恒例の朝ドラ受けを行った。この日放送された『ばけばけ』の第40回では、ヘブン（トミー・バストウ）について知るためのクイズ大会が行われる様子が描かれたが、『あさイチ』では次週予告にも触れて朝ドラ受けを展開した。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第40回では、スキップの発祥はヘブンが生まれたアメリカのものではないかという話になるが、ヘブンはアメリカ生まれではなかった。そこで、ヒロイン・トキ（髙石あかり）や錦織（吉沢亮）のほか、生徒も参加し、ヘブンのことを知るためのクイズ大会が始まる展開に。ヘブンがギリシャで生まれ、2歳でアイルランドに渡り、アメリカ、フランス、マルティニークなどで暮らした経歴が明らかに。母はギリシャ人、父はアイルランド人だという。

　一方、第40回の本編放送後の次週予告で、トキの前で「私のライバルなのかしら」と言う女性の姿やトキが柱に向かって相撲のてっぽうをする映像があった。勘右衛門（小日向文世）とタツ（朝加真由美）が笑顔で一緒にいる映像も。さらに阿佐ヶ谷姉妹が演じる蛇と蛙の「たまらないこういう展開」という声もあった。

『あさイチ』では、MC陣3人が次週予告のトキをまね、てっぽうをしながら登場。華丸が「九州場所だからですか？」とボケると、大吉が「たぶん、違うと思います」と反応していた。その後、鈴木アナが「蛇と蛙さんが思ったことをそのまま言ってくれて。ライバルもう登場ですか」とワクワクした様子で言葉を発した。大吉が「恋のライバル。おじじの恋もどうなるか」と語ると、華丸は「あれはもう火がついています」と反応していた。

　その後、華丸は前に『あさイチ』のゲストとして来たLiLiCoの発言を思い出し「LiLiCoさんが来たじゃないですか。言っていたんですよ。（ヘブンの英語は）アメリカ英語じゃないって。かといってイギリスでもないみたいな」と紹介。大吉は「そのルーツが今日明らかになった」と反応。華丸は「我々には全然、気付けない」と苦笑し、鈴木アナも「全然分からない」と話していた。大吉は「そういう楽しみも隠されていたということですね」と話していた。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。