亀梨和也、『神の雫』きっかけに山Pと食事「2人でちょっと贅沢なワインいただいた」
俳優の亀梨和也が20日、都内で行われたワイン漫画『神の雫』アニメ化決定制作発表会に出席。オファーを受けたときの心境や、アフレコの裏話を語った。

『神の雫』のアニメ化が決定
俳優の亀梨和也が20日、都内で行われたワイン漫画『神の雫』アニメ化決定制作発表会に出席。オファーを受けたときの心境や、アフレコの裏話を語った。
世界中で愛されるワイン漫画の金字塔である同作。幻のワイン「神の雫」をめぐる心揺さぶる人間ドラマと、ワイン初心者にもわかりやすい表現から世界的ワインブームを引き起こすと同時に、ワインをめぐる多彩で正確な内容から、ワイン生産者など業界関係者からも高い支持を得て、全世界シリーズ累計1500万部を突破した。
2009年には日本テレビ系にてドラマが放送され、23年には日仏米共同製作の国際連続ドラマ「神の雫/Dropsof God」シーズン1が配信された。26年1月23日にHuluで国内独占配信予定のシーズン2にも期待が寄せられている中、フランス本国のボージョレヌーボーの解禁日となるきょう、初のアニメ化制作の情報が公開となった。
主演声優を担当するのは、TVドラマでも主演を務めた亀梨に決定。実写ドラマとアニメで同じ主人公を演じるのは、同作が初めてとなる。オファーを聞いたときの心境を「雫としてお話をいただけるって思っていなかった。最初お話を聞いたときは、アニメーションで話数が長くて、半年以上のスパンでやっていくってことで、初めての事だらけで務まるのかなって部分含め、非常に悩んだ」と吐露し、「最初、16年前にドラマで演じさせていただいて、アニメ化のお話いただけたことにご縁を感じた。なんとか心、物理的な技術含めて、向き合えるところまでいけたらいいなと思ってディスカッションさせていただきました」と引き受けた理由を話した。
すでにアフレコは始まっており、全体の半分以上まで進んでいるとのこと。ドラマとは違い、せりふを枠内に入れる作業や1連で収録するのが初めてだったため「最初はガチガチでした。右も左もわからない。『このマイクのどこに立てばいいの、度のタイミングでいけばいいの?』ってところからのスタートでした。最初は、僕だけ『これ以上(マイクに)近づいたらいけないってバミリを貼ってもらって(笑)」と明かした。また、アフレコ初日は、原作者の亜樹直氏とLINEで連絡を取り合っていたそうで「『今到着しました!』。『大丈夫じゃないかも……でも頑張ってきます』って(笑)」とも打ち明けた。
収録が2週間が空いた際は「ちょっと亀梨に戻っちゃっている」と指摘されたこともあったそう。この日ともに登壇した糸曽賢志監督は「怒る演技をしてくださいって言うと、毎回舌打ちするんです。だから、舌打ち禁令が出ている」と裏話を披露。これに、亀梨は「ちょっと『チっ』って入っちゃう(笑)」とはにかんだ。アフレコ時に舌打ちが起きると、録音ブースでは「KAT-TUN出た」と盛り上がっているという。また、女性キャラと対話するシーンでは亀梨の演技が色っぽかったとのことで、糸曽監督が指摘したところ、そのときはKAT-TUNのライブリハが多い時期だったそう。亀梨はこのときのことを「すみません」と誤り、「あのときは、モードがKAT-TUN亀梨で」と振り返った。
発表会の後半では、配信ドラマで遠峰一青役を演じる山下智久の話題が上がった。亀梨は「配信ドラマでは山Pが演じていて。ちょっと前に『久しぶり会ってご飯食べようか』となって。これまで『青春アミーゴ』などやらせてもらっていましたが、『神の雫』はお互いの共通項として、不思議なつながりを感じた」としみじみ。そのときの食事のことを「『やっぱりきょうはワインだよね』ってことで、2人でちょっと贅沢なワインをいただいた」と振り返っていた。
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