『紅白』でサプライズ演出「クレームの電話が」 綾小路翔、伝説的騒動の舞台裏明かす「僕に落ち度が」

ロックバンド・氣志團の綾小路翔が18日、テレビ東京系『あのちゃんの電電電波』(火曜深夜2時6分)に出演。かつて『NHK紅白歌合戦』で起こした騒動を振り返った。

氣志團の綾小路翔【写真:ENCOUNT編集部】
氣志團の綾小路翔【写真:ENCOUNT編集部】

テレビ東京系『あのちゃんの電電電波』

 ロックバンド・氣志團の綾小路翔が18日、テレビ東京系『あのちゃんの電電電波』(火曜深夜2時6分)に出演。かつて『NHK紅白歌合戦』で起こした騒動を振り返った。

 綾小路は2006年、DK OZMAという名でも活動を開始。金髪アフロヘアーにサングラスというパーティーキャラクターで人気を博し、同年には『NHK紅白歌合戦』にも選出された。

 これについて、綾小路は「僕たちがパフォーマンス終わった後に、全国からNHKにたくさんの抗議というか、クレームの電話が殺到した」と回想。「『パフォーマンス中にダンサーたちが裸になった』と。『裸の人間を、この時間帯にお茶の間で流しやがって!』ということで、ものすごいたくさんのクレームの電話が来た」と述べた。

 続けて、「(これまでのライブの)最後に『全部を脱ぎ捨てろ』と。『古い時代を脱ぎ捨てて、新しい時代に行こう』っていうテーマで、みんなで下着姿になるっていうパフォーマンスをやっていたので。まぁそれが話題になっていたので……」とコメント。「(さらに)新しいサプライズを入れようってなったのが、ボディースーツだったんです」と告げた。

 綾小路は「実はボディスーツで、誰も脱いでもいないっていうか、絵なんですよね。なので、そこの“おかしみ”っていうのもあって……」と発言。「それはライブでずっとやってて。ライブは一瞬見て『あっ!』『あ~(裸じゃないのね)』っていうおもしろさだったんです。でも、地デジ化前で。アナログ放送で、みんな本当の裸だと思っちゃんったんです。一瞬だったし。『裸だー!』って大騒ぎになっちゃったんですよ」と苦笑した。

 これを受け、霜降り明星・粗品扮する猫のササキが「(事前に)言ってなかったんですか?」と聞くと、綾小路は「やるとは言ってなかったです。サプライズです」と返答。「そこは僕に落ち度があったなぁって……」と反省した。

 また、このパフォーマンスを決めた経緯に関しては、「紅白って、ずっとカメラが何日も前から。雑誌だったり新聞だったりも入ってたりして。内容もリハーサルとかを見てて、逆にそれを紹介したりしながら当日を盛り上げていく……みたいな傾向があった」と説明。「僕はとにかくサプライズがやりたいから見せたくないって言って。でも、そこも理解していただいて、その時だけみなさんカメラを下げてくれたりとかあったんですけど、やりたい内容をDJ OZMAで話していたら、先に新聞の人たちとかに言っちゃってて、ネタバレされちゃったんです」と語った。

 これに粗品が「実際に脱ぐのはもちろんやってはいけないことだからやらないけども、アンチテーゼというか……」と理解を示すと、綾小路は「食い違いという部分ではね、本当にあったんですけど……」とひと言。「でもだから、反省もしてます」と再び頭を下げた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください