お笑いカルテット・ぼる塾のあんりが18日深夜、レギュラーを務めるMBSラジオ『イマドキッ ドゥフドゥフナイト』（火曜深夜1時）に出演。かつてグループで務めていた郷土料理のアンバサダーとして出演したイベントで、相方のきりやはるかと大ゲンカしたことを明かした。

　イベントの雰囲気は普段の劇場とは違っていた。あんりは「そういうお笑いじゃないイベントでコメントするって、結構難しいというか。ウケないじゃないですか。正直。いろんなことをやるんですけど」と打ち明けると、よゐこ・濱口優も「難しいよね。お堅い場所もありますし」と完全同意。

　あんりは「きりやさんも一生懸命、ボケてくれるんですけど。私もつっこむんですけど、全然ウケなくて」と振り返ると、「1回、休憩みたいなときに、袖に戻って。きりやさんが振り返って『あのさあ、もうちょっと、くりいむしちゅーの上田（晋也）さんみたいにつっこんでほしい』って」とムチャな要望をされ、一瞬でブチ切れたという。

「もう大ゲンカですよ。郷土料理のイベントの休憩中に。私も（周りに）聞こえてんじゃないかっていうほど怒鳴って。『じゃあ、お前が有田（哲平）さんみたいにボケろよ！　おら～。そんな急に上田さんになれるか～っ！』」と大爆発。きりやが「ブチギレ」と笑いながら回想する中、濱口は「（くりぃむのように）やれたとしても、その場がウケるかどうかみたいな。なかなか難しいもんな」とフォローした。

　あんりは「私が怒って、後半のイベントは全部、田辺（智加）さんのコメント」と告白。あんりは「あれは大事件だったね」と言い、田辺も同調。あんりと田辺は「あれは忘れられない」とし、あんりは「許さないと思った。（当時の）はるちゃんの口元の動き、目の開き（具合）、すべて覚えてる。自分のトーンも。私も言葉を（きちんと）言えてたかどうかもわからない。全部で『ウオ～ッ！』って言ってるかも。炎出てた可能性あるよね、口から」と明かして笑わせた。

　あんりは「はるちゃんは、はるちゃんで多分、葛藤があったんですよね。ウケない。ウケたい。必死だからこそ」と言うと、きりやは「『自分のボケが悪いのか、あんりのツッコミが悪いんじゃないのか』って」と認めた。根に持つあんりは「そうそう。（きりやの）口元のピクピクとした動き、自分の鼓動、部屋の温度、暗さ、全部覚えてる」と明言した。

　きりやは「いい思い出ですね」と話したが、あんりは同学年のきりやが先に死去した場合、葬式で「棺桶にちょっと言います。あのときのことを。『ねえ、言ったね』って。それ楽しみ」と予告。きりやが「うれしい。（その状態で）話しかけてくれるのはうれしい」と反応する中、あんりは「花置きながら、『言ったね、あのとき』って。結婚式でもしゃべる」と宣言した。きりやが「あんりがもし（先に）亡くなっちゃったら、鼻の穴にお花入れる」と笑うと、あんりは「それボケ？　有田さんみたいにボケてもらってもいい？　わかりづらかったなあ」と鋭く言い放つと、女性共演陣から悲鳴が上がった。