6人組女性アイドルグループ・超ときめき♡宣伝部（通称：超とき宣）が18日、東京・新宿歌舞伎町タワー前シネシティ広場でフリーライブを行った。ガールズグループ戦国時代の今、結成10年のとき宣は昨年から知名度を高めている。応援ムードも高まる中、会場には約3500人が集まった。

　テキスト共有アプリ・Threads（スレッズ）の利用者を対象としたフリーライブ。同アプリのアンバサダーのとき宣が登場すると広場は熱気に包まれた。

　小泉遥香は体調不良で欠席だったが、菅田愛貴、吉川ひより、坂井仁香、杏ジュリア、辻野かなみが元気いっぱいに歌い、踊った。『初恋サイクリング』を皮切りに、TikTok総再生回数25億回超の『超最強』、『すきっ！～超ver～』と続け、最後に開演前の22時間で実施されたThreadsファン投票1位だった『トゥモロー最強説!!』を披露した。

『超最強』では、「♪スマホのカメラロールなんて　どうせ私ばっかでしょ!?　むしろそうじゃなきゃ一生許さない！」のフレーズがあるが、この日もメンバーは撮影タイムを設けて被写体に。ファンを大いに喜ばせ、吉川は「これからも、皆さんのギガを私たちの顔で独り占めしたいなと思ってます」とアピールした。

　そして、坂井は「これからもThreadsで、私のちょっと思ったことをつぶやいたり、ちょっと盛れたかもしれないと思った自撮りを載せるかもしれないので、皆さんコメントお願いします！」と呼びかけた。

　結成以来、地道に活動をしてきたとき宣は、昨年にリリースした『最上級にかわいいの！』でブレイク状態になった。耳に残るリズム、覚えやすい振り、乙女心をつづった歌詞が共感を呼び、一気に一般への知名度が広まった。さらに、今年は『超最強』がそれを上回る大ヒットになった。

　ガールズグループは続々と誕生し、消えてもいく中、結成10年で人気が上昇中のとき宣は稀有なグループ。支持される要因は、高い歌唱力、ひたむきさでファンは来年以降の飛躍にも期待を高めている。