舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』2026年12月27日が千秋楽 4年半のロングラン上演に幕

東京・TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が、2026年12月27日をもって千秋楽を迎えることが19日に発表された。2022年に開幕して以来、総観客数130万人を突破、通算1300回公演を達成するなど大きな反響を呼び、約4年半にわたる上演に幕を下ろす。

『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が12月27日をもって千秋楽を迎える
『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が12月27日をもって千秋楽を迎える

藤原竜也ら10人がハリー・ポッター役を務めたロングラン公演

 東京・TBS赤坂ACTシアターでロングラン上演中の舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』日本公演が、2026年12月27日をもって千秋楽を迎えることが19日に発表された。2022年に開幕して以来、総観客数130万人を突破、通算1300回公演を達成するなど大きな反響を呼び、約4年半にわたる上演に幕を下ろす。

 本作は、小説『ハリー・ポッター』シリーズの作者J.K.ローリングがジョン・ティファニー、ジャック・ソーンと共に舞台のために書き下ろした“第8作”で、原作最終巻から19年後、父となったハリーとその息子・アルバスとの親子関係を軸に描かれる物語。16年にロンドンで初演されたのち、世界各国で多数の演劇賞を受賞。日本国内でも第30回読売演劇大賞の選考委員特別賞、第48回菊田一夫演劇大賞を受賞するなど高い評価を得てきた。

 22年7月の開幕以来、藤原竜也、石丸幹二、向井理、藤木直人、大貫勇輔、平方元基、吉沢悠、稲垣吾郎、平岡祐太、上野聖太ら10任がハリー・ポッター役を務め、各キャストの個性が織りなす多彩な舞台が観客を魅了してきた。主要キャストもダブル・トリプルキャスト制が採用されており、同じセリフやシーンでも異なる組み合わせにより多様な楽しみ方ができる作品となっている。

 舞台美術や衣裳、音楽なども世界最高峰のスタッフ陣によって創り上げられ、原作ファンのみならず観劇初心者にも“魔法”のような体験を届けてきた。現在、26年4月公演までのチケットが好評販売中で、5月以降の公演情報は来春発表予定となっている。

 26年のラストイヤーでは、劇場内外で特別イベントを多数開催予定。「舞台ハリポタ」の記憶を深く刻む一年になるという。なお、12月28日には都内某所で「年末ファン大感謝祭2025」の開催が決定。アルバス・ポッター役の福山康平、佐藤知恩、原嶋元久や、スコーピウス・マルフォイ役の浅見和哉、久保和支、大久保樹が出演し、4年間を振り返るトークやゲームコーナーなどを実施予定となっている。

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