『RIZIN師走の超強者祭り』ヘビー級タイトルマッチ中止決定 ライアン・ベイダーが手術を要する怪我のため欠場

『RIZIN師走の超強者祭り』(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)に出場予定だったライアン・ベイダーが、手術を要する怪我のため欠場することが18日に発表された。このため、予定されていたヘビー級タイトルマッチ/アレクサンダー・ソルダトキン vs. ライアン・ベイダーは中止となることが分かった。

ヘビー級タイトルマッチが中止となることが分かった【写真:(C)RIZIN FF】
ヘビー級タイトルマッチが中止となることが分かった【写真:(C)RIZIN FF】

ライアン・ベイダー「この試合を離れなければならないことは、とても胸が張り裂ける思い」

『RIZIN師走の超強者祭り』(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)に出場予定だったライアン・ベイダーが、手術を要する怪我のため欠場することが18日に発表された。このため、予定されていたヘビー級タイトルマッチ/アレクサンダー・ソルダトキン vs. ライアン・ベイダーは中止となることが分かった。

 ライアン・ベイダーは練習中に怪我をし、MRI検査を行ったところ「内転筋の完全剥離及び筋膜の断裂」との診断を受けた。手術を要する怪我のため、今大会は欠場することとなった。

以下、ライアン・ベイダーのコメント

「日本のファンの皆さん、そしてRIZINコミュニティの皆さんへ。大晦日にヘビー級タイトルマッチで戦えなくなってしまったことに、どれほど失望しているか言葉では言い表せません。

 自分は昔からPRIDEのファンで、『スマッシング・マシーン』でマーク・コールマン役を演じるための準備をしていた時にも、彼の試合をすべて見返しました。そこで改めて、日本のMMAが如何に特別なものなのか、体感する事ができました──情熱、敬意、そして他に類を見ない観客のエネルギー。25年前のマーク・コールマンのように、日本でヘビー級タイトルを懸けて戦う機会は、自分にとって夢のような機会でした。

 東京ドームで行われたRIZINヘビー級グランプリ1回戦に招かれた時、演出の迫力、RIZINスタッフの素晴らしさ、そして日本のファンの皆さんの圧倒的な応援に心を打たれました。

 何年も前にUFCでランペイジ・ジャクソンと対戦した際にも、日本のファンの前で戦う栄誉をいただき、その記憶は今も自分の心に深く残っています。

 残念ながら、自分は手術が必要な怪我を負ってしまい、MMAキャリアの中で初めて、試合を欠場しなければならなくなりました。これは決してしたくなかった決断であり、まして自分にとってこれほど意味のある舞台で戦えなくなるとは、本当に残念でなりません。

 この試合を離れなければならないことは、とても胸が張り裂ける思いです。RIZIN、榊原さん、日本のファンの皆さん、そして自分を応援してくれたすべての方々に心から感謝し、欠場の報告をしなければならない事をお詫びします。

 ふさわしい時が来たら、皆さんに相応しいパフォーマンスをお見せできるよう、必ず戻ってきたいと思っています。このスポーツへの理解、サポート、そして情熱をありがとうございます」

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