【ONE】復活勝利の武尊、引退の決断は変わらず 次戦は「身体が壊れてでも勝ちたい」

元K-1・3階級王者の武尊(34=team VASILEUS)が18日、都内の所属ジムで会見を行った。16日に東京・有明アリーナで開催されたアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」のイベント「ONE 173」でデニス・ピューリック(40=カナダ)を相手に2RKOで復活の白星。試合後には次戦での現役引退を発表した。決戦から2日たち、「次は試合で全部出し切って身体が壊れてでも勝ちたい」と改めて引退の決断について語った。

会見に登壇した武尊【写真:ENCOUNT編集部】
会見に登壇した武尊【写真:ENCOUNT編集部】

「次を考えなくていいということは全部出し切れる」と発言

 元K-1・3階級王者の武尊(34=team VASILEUS)が18日、都内の所属ジムで会見を行った。16日に東京・有明アリーナで開催されたアジア最大の格闘技団体「ONEチャンピオンシップ」のイベント「ONE 173」でデニス・ピューリック(40=カナダ)を相手に2RKOで復活の白星。試合後には次戦での現役引退を発表した。決戦から2日たち、「次は試合で全部出し切って身体が壊れてでも勝ちたい」と改めて引退の決断について語った。

「死に物狂いで生き残った」と試合後に明かしていた武尊。強い覚悟で臨んだ一戦で4度のダウンを奪い、最後は左ハイキックから右フックの連打で経験豊富なピューリックをマットに沈めた。

 この日は試合とは打って変わり、リラックスした表情で会見に登場した武尊。しかし、右手には厚く包帯を巻いていた。「ストーリーがつながったとホッとしています。次を考えなくていいということは全部出し切れるということ。次は試合で全部出し切って身体が壊れてでも勝ちたい」と振り返った。

 試合後のマイクでは涙を流し、次戦での現役引退を表明。引退試合の相手として元ONEフライ級王者ロッタン・ジットムアンノン(28=タイ)を指名し、その場でリベンジマッチが内定している。

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