上沼恵美子が松本人志に助言 配信は「テレビでやってきた人間にはもの足りないねん」

タレントの上沼恵美子が16日、高田純次とMCを務める読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演した。番組では1日にスタートした新配信サービス『DOWNTOWN+』を取り上げ、登録者数が50万人を突破したことを紹介。上沼は同サービスで活動再開したダウンタウン・松本人志に助言した。

上沼恵美子【写真:ENCOUNT編集部】
上沼恵美子【写真:ENCOUNT編集部】

自身もYouTubeチャンネルを展開「楽しくなってきた」

 タレントの上沼恵美子が16日、高田純次とMCを務める読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演した。番組では1日にスタートした新配信サービス『DOWNTOWN+』を取り上げ、登録者数が50万人を突破したことを紹介。上沼は同サービスで活動再開したダウンタウン・松本人志に助言した。

 上沼は「タダ(無料)のYouTubeをやらしていただいてて、一つだけ思うんですけど」と前置きし、「松本さん、ダウンタウンはテレビのど真ん中で日本一になられた方。テレビという媒体でね。その方が今度こういう形で、自分のステージを作って、有料でダウンタウン大好きだっていう方だけに見てもらうって形をとったでしょう。ここでちょっと私の経験談ですけど。私の場合は地上波(から)落ちぶれ果てて『YouTube始めようかな』と思ってやったんですけど。そんな私でも、テレビで一応、活躍した人間として、テレビって好きも嫌いもなく見られてるって言うのかな。YouTubeは好きな人だけ見てくださってる。無料ですけど。それはテレビで活躍した人間にとったら、『寂しいな』と思うものを実は1年ぐらい前に感じて、YouTubeをやめようと思ったの」と告白した。

「『何でよ?』って思ったら、一生懸命考えて『何やろう? 次何やろう?』って言う割には、う~~ん、手ごたえがないっていうのかな。私はよ。そんな感じがしたの。テレビの一番黄金期で働かしてもらって、活躍さしてもらったの。私なんか端の方やけど、ダウンタウンは頂点で。その人が『自分が好きな人だけどうぞ』っていうのは、ちょっともの足りんって。不思議なもんで、経験してはじめてわかったんだけど、何やもの足りんねん。テレビ大活躍の人が『自分の好きな人だけどうぞ集まってくれ』っていうのは。ちょっと足らんねん。何がどう足らんのか私も結論出てへんけど」と思いを吐露した。

 それでも、「YouTubeが楽しくなってきたの」と言い、再生回数の大小の読み通り行かないところが面白いと打ち明けた。「でも、やり始めた1年って、テレビでやってきた人間にはもの足りないねん。YouTubeって。私はそうやってん」と回想。「最初は寂しいですよ、松本さん」と呼びかけ、「テレビですごかった方やから。テレビの影響って、皆さん『オワコン』とか『テレビは終わってる』とか言いますけど、やっぱりテレビやねん。実感。YouTubeはYouTubeやねん。関係ない私のファンじゃなくっても、そこ歩いとったら『あっ、上沼恵美子や!』って言われるのはテレビなの。売れたのはテレビや」とテレビへの強い思いを口にした。

 さらに、「好き嫌い関係なく、『あっ、上沼恵美子や!』って呼び捨てされる、そういう快感みたいなものを何十年って植えつけられてるんでね。難しいよね。そこは私みたいに違うものを見つけたらオッケーです。あって50万(人)も最初から登録あるなんて夢みたい。幸せやで。素晴らしいと思います。だから、それは頑張ってもらいたいと思います。ちょっと寂しいものはあるかもしれませんよ」と熱くコメント。「ごめんなさい。生意気言いました」と結んだ。

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