お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介が16日、都内で行われた映画『ロマンティック・キラー』（12月12日公開、英勉監督）ロマンティック襲来イベントin渋谷に登壇。恋愛映画イベントのMCを務め、キレ芸を見せる場面があった。

　本作は、絶対に恋愛したくないJK（女子高生）に、人間の恋愛エネルギーを糧にする魔法使いが次々と恋愛トラップを仕掛け、恋に落ちること間違いなしの胸キュン展開を、ヒロインがぶっ飛ばし続ける―という前代未聞の“恋愛（ロマンティック）ぶっ飛ばしコメディー“。伊藤は魔法使い・リリの声優を務めている。

　イベントのMCを担当した伊藤は、早速、本作のストーリーを紹介する際に、主人公・星野杏子（ホシノ・アンズ）の名前を「キョウコ」と読んでしまう失態。「この時点で私の味方が1人もいなくなった。アンズです。みなさん間違えないように」と呼びかけ、「確認したじゃねぇか！」とキレ芸でスタッフに責任転換した。

　主演の上白石萌歌、なにわ男子の高橋恭平、FANTASTICSの中島颯太が登場すると、早速「逆ギレしていた」とイジられ、伊藤は「大人っていうのはどんどん逆ギレが上手になっていく」と悪びれることなく語った。

　上白石は、伊藤と共演したシーンを振り返り、「おもしろすぎて、けっこうアドリブ合戦をしました」と明かすと、伊藤は「アドリブで暴力をくらいました」と訴える。それでも上白石が「伊藤さんと初めてお芝居できたシーンが個人的にはすごく楽しかったです」と伝えると、優しい対応に伊藤は「いい子だね、君は。そりゃ仕事増えるわ」と感銘した。

　2日放送のABEMAバラエティー番組『チャンスの時間』（日曜午後11時）に出演し、交際4年のお笑いコンビ・蛙亭のイワクラと破局したことを報告した伊藤だが、お題に沿ったロマンティックなせりふを披露するロマンティックな企画で高橋＆中島と対戦することに。「渋谷をロマンティックに染める、ロマンティックな一言」というお題に伊藤は、「渋谷の裏側交番の前に、好き好きプロポーズをして、ラブラブ罪・有罪」と意味不明なせりふを絞り出して、上白石らキャスト陣を笑わせていた。