【べらぼう】井上芳雄、若い役どころで「実年齢を隠して頑張りたい」 クランクインで大凧の扱いに奔走

歌手で俳優の井上芳雄が、16日に放送されるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)の第44回から重田貞一(のちの十返舎一九)役として本格的に出演する。第43回に少しだけ出演し初登場を果たしていたが、初登場シーンや演じる役、視聴者へのメッセージをコメントした。作品は俳優・横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じ、18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。

重田貞一を演じる井上芳雄【写真:(C)NHK】
重田貞一を演じる井上芳雄【写真:(C)NHK】

重田貞一(のちの十返舎一九)役で16日放送の第44回から本格登場

 歌手で俳優の井上芳雄が、16日に放送されるNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)の第44回から重田貞一(のちの十返舎一九)役として本格的に出演する。第43回に少しだけ出演し初登場を果たしていたが、初登場シーンや演じる役、視聴者へのメッセージをコメントした。作品は俳優・横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じ、18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。

 まず初登場シーンの感想からコメントした。

「最初のうちは、凧の人というイメージしかないんじゃないかな(笑)。クランクインは、凧の扱いに奔走したという感じでした。向かい風が来たら危ないなというぐらい大きかったです。一九の江戸に懸ける思いが、あの凧の大きさに表れたんじゃないかなと解釈しています」

 重田貞一はどんな役?

「皆さん十返舎一九という名前は聞いたことがあると思うのですが、どんな人だったのかというと『東海道中膝栗毛』以外の情報はあまりないと思います。『べらぼう』では蔦屋に恋い焦がれて、ここに居させてほしいという、とても軽やかで、世渡り上手というか、明るく楽しく愉快にやっていける前向きなエネルギーのある人だと感じています。思ったより若い役だったんですよね。これから世に出ていこうという若いエネルギーが出ればいいなと、実年齢を隠して頑張りたいと思っております」

 視聴者へのメッセージもコメントした。

「『べらぼう』も終盤にさしかかっていますが、ここで登場させていただいて、また新たなエネルギーを出せればいいなと思っております」

【第44回あらすじ】NHKによると、蔦重の前に耕書堂で本を書かせてほしいと、駿府生まれの貞一(井上芳雄)と名乗る男が現れる。貞一は源内(安田顕)が作ったという相良凧を持っていて、源内が生きているのではと考え始める。その後、玄白(山中聡)や南畝(桐谷健太)、重政(橋本淳)らと会い、源内の謎を追い続ける……という展開に。

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