ふかわりょう、冠番組『ふかわふかわしてるテレビ』が地上波でも放送 “ことば”を深掘り
お笑い芸人・ふかわりょうが主演・脚本・監督を務める新番組『ふかわふかわしてるテレビ』が、BSフジに続きフジテレビでも19日深夜2時40分から放送される。

言語学者・川添愛氏と「日本語界隈」トーク
お笑い芸人・ふかわりょうが主演・脚本・監督を務める新番組『ふかわふかわしてるテレビ』が、BSフジに続きフジテレビでも19日深夜2時40分から放送される。
同番組は、昨年芸歴30周年を迎えたふかわが主演・脚本・監督を務めるオムニバス形式のバラエティー。ふかわがこれまで綴ってきた小説やコラムを映像化し、「ことばにまつわるコント」や「ことばにまつわるドラマ」などのショートコンテンツもSNSで展開する。
番組では、言語学者・川添愛氏とのトークコーナーも設けられる。これは、2024年10月17日に発売された2人の対談集『日本語界隈』(ポプラ社)の延長のような内容で、日本語のユニークさや奥深さに浸れるものになるという。
トークでは「すぎる」「推し」「軽率に」といった若い世代が中心に口にする言葉や、「言語化」「古古古米」「地頭がいい」「患者様」など、日常で気になる言葉をテーマに扱う。
取り上げられるテーマは「『言語化』の流行! 今なら小田和正さんも『言語化できない』!?」、「『ファン』からいつ『推し』へと変化したのか?」、「『8時10分前』=『7時50分』派と『8時8分』派の世代間ギャップ」、「『1000円弱』を『1050円』と解釈する若者の感覚」、「『軽率』を“気軽に”の意味で使う新しい用法」、「『快気祝い』と『回復祝い』のすれ違い」、「『地頭がいい』という表現が生まれた理由」、「『古古古米』は『前前前世』以来の大ヒット」、「『すぎる』の乱用! 『野球すぎるカードゲーム』がでたらしい」、「『つち田』のような混ぜ書きの和食屋さんはナゼおいしそうなのか?」など、“気になっていたあの言葉”を深掘りする。
また、ふかわ自身のコラムや小説をベースにした“言葉にまつわる”オムニバスコントやショートドラマも制作され、放送前からSNSでも先行配信される。
キャスター・田崎さくらと解説員・ふかわによるショートコント「ことばことばしてるニュース」では、「ヤマザキorヤマサキ どっち?」、「大丈夫だけで生活できるのか?」、「『承る』の読み仮名は積載過剰!?」、「『行けたら行く』は約束か否か」など、身近な“ことば問題”をニュース形式のコントで紹介。
ショートドラマ「さえずりの沈黙」では、「忖度さん」「姑息さん」「貴様さん」ら擬人化された言葉が登場し、意味の揺らぎを笑いへと昇華させる。
番組には、中川紅葉、東あさかも出演する。
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