ぺこぱ松陰寺、「遺体をたくさん見た」バイト回想 霊安室まで運ぶも「上げた瞬間、頭部から血がポタポタ」

お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇が12日、日本テレビ系『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(水曜午後8時)に出演し、下積み時代を語った。

ぺこぱ・松陰寺太勇【写真:ENCOUNT編集部】
ぺこぱ・松陰寺太勇【写真:ENCOUNT編集部】

バイト後のライブは「本当に価値観が変わる」

 お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇が12日、日本テレビ系『千鳥かまいたちゴールデンアワー』(水曜午後8時)に出演し、下積み時代を語った。

 この日は企画「アルバイトはつらいよ大賞」を実施。「実は私、こんなバイトやってました」とのテーマでトークが繰り広げられる中、松陰寺は「遺体をたくさん見たバイト」として葬儀社でのアルバイトを振り返った。

 これに共演者たちが興味を示すと、「例えば、お葬式でお花の祭壇があるじゃないですか。あれを一緒にお花屋さんと作ったりとか。それこそ式場で最後にお花を棺に入れる時に『お花どうですか?』ってお盆を持って回る人だったりとか」と説明。進行役を務める千鳥・ノブの「お金とか、時給はいいのかな?」との質問には、「めちゃくちゃよかったですね。日給だったんですけど、1万2000円は確実にもらえて」と答えた。

 続けて、松陰寺は「病院での宿直業務とかもあって。病院でお亡くなりになった人を霊安室まで運ぶバイトみたいなのも……」と回想。「今、亡くなられた患者さんを。例えば、事故とかで運ばれてきた人も、遺体の下にスッと手を入れて。で、手前にストレッチャーがあるんで、そこにポーンって乗せるんですけど、上げた瞬間ですよ。後頭部から血がポタポタポタとか……」と体験談を述べた。

 このエピソードを受け、ノブが「霊安室の方とか、てっきり病院の人がしてると思ってた」と驚くと、松陰寺は「午前中に忙しい時とかは3会場くらい式場を回ったりとか。宿直明けで葬儀に行ったりとか」と付言。「ご尊顔を3~4体見てからのお笑いライブは、また違う境地になれる。ベクトルが変わってくるというか。笑いたくても笑えない人に対面した後、笑いたい人、笑わせたい人がいる空間。ウケる、ウケないじゃないんですよ。生を感じるので……。本当に価値観が変わる」と熱弁する場面もあった。

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