AKB48の小栗有以が11日、火曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後11時30分）に出演。かつて、きわどい発言をした経験を明かした。

　リスナーから「場を凍り付かせてしまったできごと」を聞かれ、小栗が「悪気ないことをたくさん言っちゃうんですよ」と明かすと、みなみかわが「確かに」と反応。小栗は「悪気ないんで。楽しく、楽しく。『わ～』って感じで楽しくなっちゃって、言っちゃうんですよ。もちろん、空気も読むし、言っちゃいけないところはわかる」と前置きした。

　小栗は「久しぶりに会った人がいたときに、雰囲気が変わってるように見えたんですよね。お顔が変わってるように感じたんですよ」と話すと、共演陣から「怖い」という声が上がった。小栗は「私はお顔変わってる気がしたけど、よく分かんなくて。でも、前と違うと思って、『とりあえず話したい』と思って、誰もしゃべってなかったから、その空気が嫌でしゃべりたいと思って。『あの、中身は変わってないよね』って」と、強烈なフレーズを口にしてしまったことを打ち明けた。

　一瞬でスタジオはさわつき、みなみかわは「有以ちゃん、すごいこと言ってるよ」と指摘し、野性爆弾・くっきー!も「ヤバいよ。それって悪気なく、屈託なく言ってるように見えて、いじってたんちゃうん？」と確認した。小栗は「いじってない。本当にいじってないんです」と全力で否定。みなみかわが「ホントに無意識でやったんやろうね」とフォローすると、小栗は「本当に無意識で、『そうであってほしい』っていう気持ちが……」とコメント。ここでも、あやしげな文言を発して笑いが起きると、小栗は「『中身は変わってないよね』っていう本当にその気持ちで」と付け足した。

　みなみかわが「向こう、どんな顔してたの？」と興味を示すと、小栗は「（その場）全体が凍ってて。誰も何も言わないんですよ。『何で誰も何も言わないの』って」と不満だったとした。みなみかわが「顔が変わってるっていう大前提やねん」と言うと、小栗は「頭だけが理解しちゃってて。でも口が動いちゃって。『とりあえず何かしゃべんないと。この空気が嫌だ。暗いから』。（それで）言っちゃって、そうしたら誰もしゃべんなくて、『何でしゃべんないの』みたいに言って」と場面を回想。

　みなみかわは「ドラマみたい」といい、くっきー!は「ドラマやったら、（小栗は）完全に悪役やん」と指摘。小栗は「おかしいなと思って、（その場から）1人で出てって、そうしたらマネジャーさんが来て、『顔変わった？』って言ってて、さらに追い打ちかけてたから」と説明。くっきー!は「いま名前言うてなかった？　大丈夫？」と心配するほどだった。小栗は「『悪いことしたな』って反省しました」と言い、「1つあるのは（当時）『その子としゃべりたい』と思った。普通に『何かしゃべりたい』って思った」と続けた。

　くっきー!が一転、「『どういう意図、理由で顔面がそうなったか？』ってこと」といじると、小栗は「普通に『仲良くしゃべりたい』と思った一心だったんですよ。間違っちゃった」と強調した。みなみかわは「それはなかなか（の発言）よ。びっくりするわ」と改めて発言。くっきー!も「怖いな。『外見替わりすぎてんで』ってことやろ」と言うと、金魚番長・古市勇介も「その嫌味みたいに聞こえますもん」と共感。小栗は「そうなんですよ。今度お会いしたら、ちゃんと謝ります」と宣言したが、古市は「謝ったら逆に……」と最悪な展開もあると推測。小栗は「そうですね。何も言わない」と即、訂正した。