俳優の石原良純が10日、日本テレビ系『しゃべくり007』（月曜午後9時）にVTR出演。石原裕次郎さんが率いた石原プロモーションの思い出を語った。

　この日は、俳優の舘ひろしがゲスト。テレビ朝日系の伝説的刑事ドラマ『西部警察』シリーズなどの話題で盛り上がった。

　ここでMCのくりぃむしちゅー・上田晋也が「良純さんとはどういうご関係だったんですか？」と聞くと、舘は「アイツはね、石原プロの僕の先輩なんですよ」と回答。共演のチュートリアル・徳井義実が「アイツは先輩って、日本語おかしくないですか？」とツッコミを入れる中、「良純の方が（入所が）早いんです。良純は結構、苦労したんですよ。一番若かったんで」と振り返った。

　その流れで、番組では良純のVTRを紹介。舘の印象について聞かれた良純は「いや、怖かったよ、やっぱり」と答え、「西部警察・大門軍団は軍隊みたいなところがあって、鬼軍曹が舘さんの役目。だから、新入隊員は鍛えるというかね」と述べた。

　続けて、「（撮影中は）毎日ヘトヘトになるまで酒飲んでたな」と回想。「渡（哲也）さんの部屋で飲んで、渡さんに『おやすみ』って言って出て。で、舘さんを送って、全部のモーニングコールを俺がやる。意味分かんないよ！」と苦笑した。

　また、良純は今でも根に持っていることとして「おむすびが夜に出てきて、それがなくならないと眠れないんですよ、みんな」と発言。「40個出てきて1人が1個ずつ取ると、僕の前に30個あって。『早く食えよ』みたいに見られて……」と説明した。

　そのまま「で、こっそり捨てに行ってたんですよ」と告げると、「『お前、何やってんだ』って（舘に）ボンって殴られて」と立腹。その時、舘からは「あれは違う。渡さんに『最近若いやつがたるんでるからシメとけ』って言われて。俺もやりたくないのにカマしたら、お前が反抗的な目をしたからイラっとした」と弁明されたそうで、良純は再び「意味分かんないよ！」と語気を強めると、「イギリスからガールフレンドが来てるから、お前アテンドしろ」と命じられたことも明かし、「ホント地獄でした」と当時を懐かしんだ。