俳優・高石あかりがヒロイン・松野トキを、トミー・バストウがレフカダ・ヘブンを演じるNHK連続テレビ小説『ばけばけ』（月～土曜午前8時）。11月11日に第32回が放送され、ラシャメンかもしれないと思いながらヘブンの女中の仕事をスタートする展開が描かれた。事情を知っている花田旅館の面々はトキを心配して協力する。SNSでは、その花田旅館の人たちに「優しい」という称賛の声が飛び交った。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　第32回では、ヘブンの女中として初日を迎えたトキは自分がラシャメンかもしれず、家族にも言えないままヘブンの家に向かう様子が描かれた。そんなトキを花田平太（生瀬勝久）、ツル（池谷のぶえ）、ウメ（野内まる）の花田旅館の面々が出迎える。トキの覚悟を応援したいと、ウメもトキと一緒に働き、トキとヘブンが2人きりにならないようにすると勇気づける様子が描かれた。

　SNSでは「花田夫妻優しい」「花田夫妻の株爆上がり」「何と優しい」「優しさがしみる」「心強い」「すてき」「気遣いが救い」「いい人たち」「ありがたい」という感激と称賛の声が飛び交った。

　作品は松江の没落士族の娘で、小泉八雲の妻・小泉セツとラフカディオ・ハーン（小泉八雲）をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々を描くオリジナルストーリー。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語をフィクションとして描く。

※高石あかりの「高」の正式表記ははしごだか