吉本興業・お笑い養成所講師のギャラシステムを解説 あいはらは涙流し交渉「ちょっと厳しい」

メッセンジャーのあいはらが10日、MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday』(月~金曜午前10時)に出演。吉本興業のお笑い養成所・NSCで講師を務めるNON STYLE・石田明が8日のフジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』で、講師のギャラを月に2時間を7コマで9万円と明かしたことについて言及した。

メッセンジャーのあいはら【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】
メッセンジャーのあいはら【写真:(C)YOSHIMOTO KOGYO CO.,LTD.】

MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday』

 メッセンジャーのあいはらが10日、MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから!Everyday』(月~金曜午前10時)に出演。吉本興業のお笑い養成所・NSCで講師を務めるNON STYLE・石田明が8日のフジテレビ系『さんまのお笑い向上委員会』で、講師のギャラを月に2時間を7コマで9万円と明かしたことについて言及した。

 今春まで7年間、NSCの講師を務めていたあいはらは、MBS・武川智美アナウンサーが「2時間(1コマ)に直すと、(約)1万3000円」と伝えると、「なるほど」と口にし「これは僕の方がちょっと(金額が)良かったかもしれませんね」と打ち明けた。武川アナが「違うんですね」と言うと、あいはらは「これは、最初始まったときは石田君と変わらないぐらいのギャラでやってたんですけども、『ちょっと厳しい』と。『泣きたい』と。教えてる拘束の時間とか、僕は4コマでしたけど、『涙があふれ出て来て、アドバイスができない。ネタが見えなくなってきた。すまん』と」と交渉したとした。

「1年、2年ぐらいはその(元の)ギャラでやってたんですけど。このギャラ中心で『NSCの発表の審査員も、YouTubeも』みたいな感じで、同じギャラで平均的になって、時間すごいとられるんですよ。YouTubeの内容もこっちで考えたりとか、構成作家のようなこともして『ちょっと厳しいかな』言うたら、5000円上がりました。5000円上がって、言われたのが『これ以上、何を言っても上がりません』(って)」と告白した。武川アナ、藤崎マーケット・田崎佑一が爆笑する中、あいはらは「『もうこれ以上、何を言おうが、どんだけ嗚咽して泣こうが、絶対にダメです』って言われて、そこから何のギャラ交渉もなく」と振り返った。

 武川アナが「ノンスタ石田さんも泣いたらもうちょっと上がる?」と聞くと、あいはらは「難しいのがお願いされるルートによって我々は決まって来るっていう。NSCに例えば東京から偉いさんが来た、所長になりましたと。『あいはらさん、講師してくださいね』って言うたら、マネジャー挟んで『ギャラ、ナンボですか?』ってなりますわ。(我々は)すべては劇場ギャラ中心で考えるんですわ。営業にしても何にしても。劇場ギャラベースで考えて時間割り」と吉本方式を説明した。

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