宮沢りえ、主演舞台でスコットランド女王役 若村麻由美と初共演…豪華実力派キャスト集結
俳優・宮沢りえが、2026年4月にPARCO劇場で上演される舞台『メアリー・ステュアート』で主演を務めることが10日に発表された。5月には福岡、兵庫、愛知、札幌でも上演される予定となっている。

『メアリー・ステュアート』は来年4月に上演
俳優・宮沢りえが、2026年4月にPARCO劇場で上演される舞台『メアリー・ステュアート』で主演を務めることが10日に発表された。5月には福岡、兵庫、愛知、札幌でも上演される予定となっている。
本作は、ドイツの劇作家フリードリッヒ・シラーが執筆した名作『メアリー・ステュアート』を、イギリスの演出家ロバート・アイクが新たに手掛けたバージョン。2016年にロンドンのアルメイダ劇場で初演、連日ソールドアウトを記録し、各紙で高評価を得た。18年にはウエストエンドのTHE DUKE of YORK’S THEATREでもロングラン上演されるなど高い人気を誇っている。
翻訳は小田島則子氏、演出は栗山民也氏が務める。栗山氏は『オーランド』で第50回菊田一夫演劇賞大賞を受賞するなど、パルコ・プロデュースで数々の話題作を手掛けており、2025年の『星の降る時』に続く新作として、注目を集めそうだ。
スコットランド女王・メアリー・ステュアートを演じるのが宮沢だ。近年では、舞台『リア王』NINAGAWA MEMORIALでの好演が記憶に新しく、栗山氏とのタッグは『オーランド』以来2年ぶりとなる。
対するイングランド女王・エリザベス1世役には、舞台や映像で数々の実績を重ねる若村麻由美が決定。共演には、舞台『ここが海』主演や大河ドラマ『べらぼう』出演の橋本淳、舞台『狂人なおもて往生をとぐ』やドラマ『北方謙三 水滸伝』(2026年2月放送)に出演予定の木村達成、舞台や声優で活躍する犬山イヌコ、栗山作品常連の谷田歩らが名を連ねる。
物語は、時代に翻弄され愛を求め続けたメアリー・ステュアートと、愛を捨てて君主であり続けることを選んだエリザベス1世、2人の女王の数奇な運命を描く王室悲劇。陰謀渦巻くスリリングな駆け引きが展開され、愛と憎悪、権力と運命が交錯する壮大な王室ドラマを描く。
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