吉本興業所属のボーイズグループ・OWV（オウブ）とOCTPATH（オクトパス）は、12月13、14日の両日に神奈川・横浜BUNTAI、初の連動型2DAYSワンマンライブを開催する。どちらもオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』の元練習生で結成されており、ENCOUNTは、両グループ“連動型インタビュー”12回を企画。各メンバーが同ライブへの意気込み、互いの存在などについて語った。第12回（最終回）はOCTPATHの古瀬直輝（26）。（取材・構成＝星川莉那）

――OWVとの連動型2DAYSワンマンライブの意気込みと見どころを教えてください。

「今年を締めくくるライブだと思っていまして、OCTPATHにとっても2度目の横浜BUNTAIです。絶対に初アリーナだった前回の感動を超えたいですし、次の目標をさらに明確にするためのライブだと思います。先輩のOWVさんとやらせていただくのも初の試みで、得られるものは得たいなと思いますし、OCTPATHからも何か刺激となるような時間にしていきたいです」

――OWVはどういう先輩ですか。

「今回のライブが決まって、より密に関わるようになりました。一緒にダンスをする時間も増えました。吉本興業の先輩、後輩としてだけではなく、心の距離が縮まって安心できるお兄ちゃんみたいな存在です」

――グループで挑戦したいこと、個人でやってみたいことを教えてください。

「アニメ、映画、ドラマの主題歌に起用していただきたい思いが強いです。僕たちの楽曲はメッセージ性や、聴いている方を明るくさせたい、背中を押したい、歌詞もですけどダンスのパフォーマンスでも、きっと刺さると思うので、主題歌をきっかけに知ってくださる方が増えたらなと思います。個人では乗馬をきっかけに、騎手にも興味を持ち始めました。なので、騎手が主人公のドラマや映画に携わってみたいです。昔からあるものだからこそ、定着したイメージを変えるきっかけになりたいです」

――今後、どういうグループになっていきたいですか。

「自分たちの武器や魅力がブレることなく、他のグループの方に『あのグループすごくいいよね』って思われたいです。他のグループを推している方たちにも『あのグループを応援したいな』と思ってもらえるような活動を意識してやっていきたいです」

――アーティストを志したきっかけ、憧れの存在を教えてください。

「もともと野球少年だったんですけど、小さい時にモーニング娘。さんを見てから、自然と体が動き出したみたいで、歌うようになりました。僕の生活にはなくてはならないものですし、自分のパフォーマンスや楽曲とかで誰かの人生を支えられるようなアーティストになりたいです。憧れはAAAの西島隆弘（Nissy）さんです」

――最近のメンバーとのエピソードは。

「僕が演出を考えていて、『こういう素材ほしいな～』と思った時に、メンバーに助けを求めたんですけど、全員1人ずつくれて。良い仲間だなと思いました」

――マイブームはありますか。

「ネイルと読書ですかね。最近は宇宙飛行士の方の本を読みました」

――最後にTHme（スミー：OCTPATHファンの総称）へメッセージを。

「いつも支えられて自分たちの原動力になっています。僕たちにとってなくてはならない存在なのです。今後もたくさん愛を注げられる活動をしていきますので、温かく見守っていただきたいです」

□古瀬直輝（こせ・なおき）　1998年11月11日、大阪府生まれ。22年2月、OCTPATHのメンバーとしてデビューし、リーダーを務める。特技は振付で、OCTPATH楽曲の振付も担当している。メンバーカラーは赤色。168センチ。血液型はO。