オカダ・カズチカ、棚橋弘至の引退試合に向けて宣言「平成のプロレスを終わらせる」
新日本プロレスの棚橋弘至が9日、「サンセイアールアンドディ Presents WRESLTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」対戦カード発表記者会見に出席。対戦相手の“レインメーカー”ことオカダ・カズチカと共に意気込みを語った。

棚橋弘至、引退試合は「しっかり勝って」というイメージで
新日本プロレスの棚橋弘至が9日、「サンセイアールアンドディ Presents WRESLTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」対戦カード発表記者会見に出席。対戦相手の“レインメーカー”ことオカダ・カズチカと共に意気込みを語った。
昨年10月に引退を宣言した棚橋。SNS上では対戦相手を巡り考察合戦が沸騰したが、8日の新日本プロレス愛知・安城大会にて、オカダとの対戦が電撃発表された。
新日本プロレスの「暗黒期」を共に支え、幾多の名勝負を繰り広げた2人。試合に向けて棚橋は「なかなか引退試合で勝ってやめていく選手は少ない。全力を出し切れる相手なので、まだまだできると思われる状態でやめるのか、棚橋はボロボロだしもうしょうがないかと思われるのか、後者にならないように最高のコンディションで臨みます」と意気込み、オカダは「天龍さんと引退試合をした時は昭和のプロレスが終わったという感じがしましたが、棚橋さんと東京ドームで何回もやっていたときは平成でしたので、平成のプロレスを終わらせたいと思っております。しっかりと気を抜かずにやっていきたいと思っています」と宣言した。
さらに、オカダは「引退試合の相手は俺しかいないと思っています。棚橋さんの引退試合で戦いたかった人はたくさんいると思う。その人たちの分も含めて、棚橋弘至を倒したいと思います」と心境をコメント。棚橋は「オカダとはトータルでだいぶ負け越しているが、東京ドームでは勝ち越していて分がいいというデータがあります。ここで並ばれるのは嫌なので、しっかり勝ってというイメージです」と不適な笑みを見せていた。
棚橋は1999年に新日本プロレスにてデビュー。IWGPヘビー級王座を史上最多の8度戴冠し、“G1 CLIMAX”でも3度優勝。2009年、11年、14年、18年にはプロレス大賞MVPを獲得した。23年12月には新日本プロレスリング株式会社代表取締役社長に就任するなど、同団体で長年活躍。プロレス復権の立役者とも言われている。
同カードは、『新日本プロレス1.4東京ドーム!棚橋引退&ウルフデビューSP』として、テレビ朝日系全国ネットで来年1月4日午後10時15分から放送。新日本プロレスが地上波のプライム帯で放送されるのは、実に24年ぶりとなる。
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