お笑い芸人の陣内智則が8日、MBS『かまいたちの知らんけど』（土曜深夜0時28分）に出演。2009年の離婚騒動時の裏側を明かした。

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　当時について陣内が「いろいろあって出てきたときに……」と口にすると、MCのかまいたちが同時に「何があったんですか？」と質問。陣内と同期の盟友・ケンドーコバヤシは「（陣内は）麒麟の田村（裕）の家に住んでたのよ」と振り返った。

　陣内は「オレはそのとき、車1台に乗って、着の身着のまま出て行って、マンションがないから。優しい麒麟の田村が（ベストセラー著書）『ホームレス中学生』でバーンいってるときに、『すごいいいマンションに住んでるから、陣内さん、僕のとこ住んでくださいよ』って言ってくれて。オレ、家ないから『いいの？』『いいですよ』って田村の部屋に住ましてもらって。車が止められへんから、フット（ボールアワー）の後藤（輝基）が近くに住んでたの。後藤は後藤で『陣さん、車は僕の駐車場に止めてください』って」と説明。

　濱家隆一が「いい話ですね」と反応し、陣内は「オレは後藤の駐車場に車止めて、田村の家でずっと、2週間かな、田村の洗濯とかして。一応、なんかやっとかんとと思って。申し訳ないから。（洗濯物を）たたんだりとかして生活してたのよ」と打ち明けた。陣内は「（そのとき）『ホームレス中学生』のドラマを見たのよ、（田村の）家で。『“ホームレス中学生”のホームレスのヤツの家に、いまオレ、ホームステイしてるってどういう状況やねん』って。『これアカン』ってなって、田村に置き手紙書いて。『いろいろありがとう』って。そのまま不動産屋に行って、目黒に家決めた。そっから目黒」と回想した。

　山内健司は「（離婚騒動で）一番ピークに騒がれてるとき、大阪に陣さんがいて、後輩の月亭八光さんに夜中、電話がかかってきて、すごい細い声で『八光、いまからちょっとホテル来てくれ』って言われて、『行きますよ』って行ったら、めちゃくちゃ弱った陣内さんがいたらしいですけど。異常に細かったらしいです。急激に。『こんなに人って細くなれるん？』って」とエピソードを披露。

　陣内は「覚えてるわ。『居ても立っても……』やったもん。何か（テレビ）つけたらやってるし」と思い返し、「まだネット時代じゃなかったのが幸いかもしれん」と発言。ケンコバは「そうね。そんなネット、ネットしてない世の中やったから良かったね」と同意し、陣内は「今やったら（より）大変やったんやろうな」と話した。