BE:FIRST脱退の三山凌輝、語っていた“俳優で世界進出”の野望 最終目標は「幸せになること」「社会貢献」
7人組ダンスボーカルグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝(26)がグループを脱退すると8日夜、インスタグラムのストーリーズで発表した。同日をもっての脱退で、BE:FIRSTが所属するBMSGもグループの公式サイトなどで、RYOKIが6人とは別々の道を歩むことになったと報告した。

脱退理由に「婚約破棄トラブル」は触れず
7人組ダンスボーカルグループ・BE:FIRSTのRYOKIこと三山凌輝(26)がグループを脱退すると8日夜、インスタグラムのストーリーズで発表した。同日をもっての脱退で、BE:FIRSTが所属するBMSGもグループの公式サイトなどで、RYOKIが6人とは別々の道を歩むことになったと報告した。
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三山は「この度、BE:FIRSTのRYOKIは2025年11月8日(土)をもちましてグループから離れることをご報告いたします」と伝え、「日頃より温かく応援してくださるファンの皆さま、そして関係者の皆さまへ、突然のご報告となることをお詫び申し上げます」と謝罪した。
理由については「活動期間中から現在に至るまで、同じ理念を掲げながらも、それぞれの解釈により物理的に叶えることができない事情が出てきてしまいました。兼ねてから、今後の方向性について話し合いを重ねて参りましたが、両者の視点や価値観を大事に、そして夢を叶えるためには、別々の道を歩むことが最善であると判断しました」と説明した。
同時にBMSGも「7人での活動を心待ちにしてくださっているファンの皆様の期待を最優先に、幾度となく協調的に話し合いを重ねてまいりましたが、それぞれの夢を叶えるためには、RYOKIのためにも、6人のためにも、別々の道を歩むことが最善だと判断いたしました」と報告している。
三山に関しては、今年4月に週刊文春で婚約破棄トラブルなどが報じられており、同30日には、BMSGの代表でBE:FIRSTをプロデュースするSKY-HIが謝罪。5月には、三山がBMSGと俳優の事務所を同時に離れて独立することを発表した。BE:FIRSTとしての活動は、7月5日のワールドツアー・シンガポール公演をもって休止していた。一方で、三山は俳優・趣里と8月29日に結婚と第1子妊娠を公表。9月26日には、趣里が出産を発表した。
三山はスカウトをきっかけに、中学1年から芸能活動を開始するも、高校時代まで芽が出なかった。苦闘の中で事務所を転々としていたが、大学入学後に2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』に出演。ようやく役者としての希望が見えていた。
そのタイミングで、SKY-HIが設立したBMSGの主催オーディション「THE FIRST」に参加。合格者7人の中に名を連ね、BE:FIRSTとしての活動を開始した。当時の思いを三山は、昨年10月13日に配信したENCOUNTのインタビューで打ち明けていた。
「役者として全然納得できていなかった時期でした。ただ、一番大きな目標が変わらなければ、『そこにたどり着くまでの予測不可能なことは楽しんでも良い』と思ったので、受けることにしました。大きなチャンスでしたし、自分の魅力や可能性を最大限出せる環境だという直感を信じました」
2021年11月に正式デビューしたBE:FIRSTは、翌22年にはNHK『紅白歌合戦』に初出場し、24年には東京ドーム公演を実現させた。三山は同年、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公の弟役を好演。俳優としても脚光を浴び、「『虎に翼』で僕を知っていただき、『BE:FIRSTのメンバーだとは知らなかった』と言われるのは、ある意味すごくうれしいことです」と実感を込めた。
そして、「BE:FIRSTとしては行けるとこまで、皆でやっていきたいです。俳優としては、2年以内に海外作品に出演したいです。オーディションも受けたいです」などと言い、最終目標については「人として幸せになること、有名になってできる社会貢献です」と話していた。
関係者によると、BE:FIRSTを離れたRYOKIは当面「三山凌輝」として俳優業に専念する意向だという。インターナショナルスクールに通い、留学経験で英語力はネイティブ並み。その能力も生かしつつ、真剣に世界を目指していく。
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