ムン・ジフ、日本ドラマ初出演 赤楚衛二主演『キンパとおにぎり』追加キャストに深川麻衣、片岡凜ら

俳優の赤楚衛二が主演を務める2026年1月12日からスタートするテレビ東京の新ドラマ『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(月曜午後11時6分)の追加キャストが10日に解禁された。ムン・ジフ、深川麻衣、片岡凜、福山翔大、吹越満の出演が明らかになった。

『キンパとおにぎり』追加キャストが解禁【写真:(C)「キンパとおにぎり」製作委員会】
『キンパとおにぎり』追加キャストが解禁【写真:(C)「キンパとおにぎり」製作委員会】

文化の違いを超えた恋と人間模様を描く群像ラブストーリー

 俳優の赤楚衛二が主演を務める2026年1月12日からスタートするテレビ東京の新ドラマ『キンパとおにぎり~恋するふたりは似ていてちがう~』(月曜午後11時6分)の追加キャストが10日に解禁された。ムン・ジフ、深川麻衣、片岡凜、福山翔大、吹越満の出演が明らかになった。

 本作は、日本と韓国、国籍の異なる男女の恋愛模様を描くピュア・ラブストーリー。“キンパ”と“おにぎり”のように似ているようで違うふたりが、文化や価値観の違いに戸惑いながらも惹かれ合う姿を、温かな人間模様と共に描いていく。赤楚は小料理店「田の実」でアルバイトをする長谷大河を、韓国からの留学生・パク・リン役はカン・ヘウォンが演じる。同作はNetflixでも放送と同時に世界独占見放題配信がスタートする。

 今回発表された追加キャストでは、リンに思いを寄せるカン・ジュンホ役をムン・ジフが演じる。日本の地上波ドラマには初出演となる。また、大河の元恋人で、久しぶりに再会したことをきっかけに再び心を揺さぶられる宮内真澄役には、深川の名前。さらに、大河が働く「田の実」の常連客で、母親の介護をしながらスナック勤めを続ける染島乃愛役には、『虎に翼』で注目を集めた若手俳優・片岡が名を連ねる。

 その乃愛の恋人でありながら、毎日パチスロに通うダメ男・大場秋紀役には、大河ドラマ『べらぼう』などへの出演で注目を集める福山。そして「田の実」の店主であり、大河やリンを温かく見守る田口茂雄役を『特捜9』などで知られる吹越が務める。

 出演者のコメントは下記の通り。

○ムン・ジフ
「今回、日本でのドラマのお話をいただいた際は、とてもワクワクしました。僕が演じるカン・ジュンホという役は、リンに対する思いやりにあふれた、本当にまっすぐなキャラクターです。紳士で情熱的に人を愛する姿をぜひ楽しんでほしいと思います。『キンパとおにぎり』はピュアな青春ドラマとしても楽しめますが、同時に“仕事と恋愛の間で悩んでいる気持ち”に多くの人が共感できる作品でもあります。日常生活に少し疲れてしまった方や、忘れていた青春時代の“ワクワクした気持ち”をもう一度感じたいと思っている方に見ていただきたいです。お楽しみに」

○深川麻衣
「とてもかわいらしくあたたかいラブストーリーで、なにより登場人物みんなが魅力的に描かれていたので、台本を読んでいて全員のことを応援したくなりました。私が演じる真澄は、大河の元恋人で、あるとき偶然再会することになります。久しぶりに大河と関わっていくなかで、真澄の気持ちにも変化が生まれていくので、ぜひ最後まで見守っていただけたら嬉しいです。見ていてキュンとする、そしておいしそうなご飯の数々に『ペゴパ~(お腹すいた~)』になるドラマだと思います。ぜひご覧ください」

○片岡凜
「台本を読んだ際、国や文化は違っても、人を好きになることにあがく気持ちは同じなんだと改めて感じました。乃愛を演じて、他人のために尽くすところは素晴らしいですが、その方向を間違うと周りも不幸になる、手を差し伸べる愛より、見守る愛や見捨てる愛が、時には大事だと感じました。乃愛のストーリーにもご注目いただけたらと思います。『キンパとおにぎり』は、赤楚さん演じる、ちょっと頼りない大河がチャーミングです。個性豊かな登場人物たちが彩るこの作品をぜひお楽しみに」

○福山翔大
「個人的な目標として、海外の俳優の方々とお芝居をしてみたいという想いがずっとありました。お話を聞いた際は、目標が1つ叶ううれしさと、日韓のメンバーが関わるプロジェクトに参加できる喜びが強かったです。大場秋紀は、傍からみれば“THE・クズ男”です。ですが、彼も彼なりの真っ直ぐさがあるのではないか? 愛嬌を持った存在として生きられないか? と悩みながらも演じました。国籍や言語、価値観の違いは恋愛や人間関係にもあらゆる壁を作ってしまいます。でも、知らない、分からないこそより相手を受け止め、尊重し繋がりたいと思うのではないでしょうか。本作が描く“揺らぎ”や“温もり”、そして“繋がり”が僕はとても好きです。ぜひぜひ、ご覧ください」

○吹越満
「ドラマの中に出てくるお店、僕が演じる田口おじさんが経営している『田の実』は、王子という街にある商店街の閉店したお蕎麦屋さんを借りてドラマ用に改装した、架空のお店ですが、建物は実際にあります。厨房も使えるし、トイレもある。ドラマが終わったら誰か実際にやればいいのに、と思ったくらい居心地がいい。もし、近所にあったら“通いたいな、昼は定食、夜は気の利いたおつまみでお酒もな。”そんな風に思ってもらえたら、と演じました」

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