タレントの西川きよし・ヘレン夫妻の長男で吉本新喜劇の西川忠志が7日、MBSラジオ『メッセンジャーあいはらのYouはこれから！Everyday』（月～金曜午前10時）に出演。西川家に入った夫人についての裏話を明かした。

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　父譲りのマジメぶりは変わらなかった。あいはらから「『Youこれ』って聞いたことがあります？」と聞かれ、「もちろんです」と即答した忠志。すかさず、あいはらが「面白いと思います？」と尋ねると、忠志は「ええ……」と口ごもった。まんまと引っかかったような反応に笑いが起きる中、あいはらは「そこなんよ。同じような感性の人が多いから、リスナーさんは若干、面白いって言ってくれてる。忠志さんみたいなお育ちと考え方で、この『Youこれ』が面白いとは思えへんのよ」と見解を示した。

「いや、そんなことないです」と話した忠志。1998年に結婚した妻があいはらの大ファンといい「妻が聞かせていただき、僕もそばにいるときは、いつも流れているので。一緒に聞かせていただく中で、妻はもうゲラゲラ、ゲラゲラで」と説明した。あいはらは「それを聞くたびに心配になるんですよ。奥さま、しんどいんかなって」と笑った。さらに、あいはらが「忠志さんは奥さまが機嫌が良かったらいいんでしょう？　多分」と聞くと、忠志は「それはうれしいです」と返答。あいはらは「このラジオを聞いてゲラゲラ笑ってる奥さまの感性は、あんましわかれへんと思うんですよ」と指摘した。

　これに忠志は否定することなく「それこそ、結婚したときに『西川ファミリー会』というのがあって、父を応援してくださる方と、何年かに1ぺん、観光バスで1泊2日の旅行に出かけて、皆さまと宴会をした後、最後に宴会場で西川家の大好きな曲『愛は勝つ』を歌って締めて、みんな部屋に帰られるんですけど。その時、妻と結婚して初めて西川ファミリーの一員として一緒に残って、家族みんなで歌って(たら)、途中で妻がボロボロボロボロ涙を流し始めたんです」と回想。

　忠志は「『やっぱり、ファミリーになって一緒に歌える自分がうれしいのかな』と思って。(会が)終わって、僕たちは夫婦の部屋に帰って、扉を締めた瞬間に『うわ～』って言い始めて、『何で私までこんな歌唄わなあかんねん』って」と回想。あいはらは「うわ~、まともですな」と発した。笑いが起きる中、あいはらは「これがまた1回で終わらないじゃないですか。慣れて行く自分も怖いし」と夫人の心情を勝手に推測。

　忠志は「『こんな歌』っていうのは、KANさんの歌は大好きですけど、『何でこの場で私も……』って。やっぱりまだ素人ですから、『恥ずかしかった』という意味での涙だったんです」と補足しつつ振り返った。あいはらは「『ロイヤルファミリー』ってよくできた言葉で。そこで育ってたら当たり前でも、一般家庭で育って、西川家に入ったら大変なのはよくわかります」と話した。