松本幸大、2年連続「タクフェス」出演 課題は「どうやったらかっこ悪くなるか」

俳優の松本幸大が6日、都内で行われたタクフェス第13弾『くちづけ』の稽古場会見に、作・演出の宅間孝行、小川菜摘とともに参加。出演する心境を語った。

会見に参加した松本幸大【写真:ENCOUNT編集部】
会見に参加した松本幸大【写真:ENCOUNT編集部】

宅間孝行が評価「もうアイドルって感じじゃないかも」

 俳優の松本幸大が6日、都内で行われたタクフェス第13弾『くちづけ』の稽古場会見に、作・演出の宅間孝行、小川菜摘とともに参加。出演する心境を語った。

 同作は、宅間が主宰していた東京セレソンデラックスにて2010年に初演し、13年には堤幸彦監督によって映画化もされた人気作。その後、15年にタクフェス第3弾、20年にタクフェス第8弾にて再演され、今回は5年ぶりの再演となる。

 2年連続のタクフェス出演となる松本は「意味をしっかり考えて、自分にとっての自信につなげたい。出会いと、この時間を大切にして、何より見に来てくれる方がすてきな時間を過ごせる劇場空間にしたい。精一杯、夏目ちゃんを演じさせてもらいます!」と意気込んだ。

 さらに「稽古に入らせてもらう前から映像をいただきましたが、やっぱり僕が演じる夏目ちゃんにしたい。今のところ誰よりも動いているって自信はあるので、すてきな作品の1つの色になれたらと思っています。宅間さんの作品はいろいろな方たちがやっていますが、ここが本場ですから! そこでできている幸せを噛み締めながら、しっかりと稽古含めて思いっきり夏目ちゃんを演じたいと思っています」と力強く語った。

 会見中、宅間から「もうアイドルって感じじゃないかもしれないけど、完全にアイドル感がなくなっているよね」と演技を評価される場面もあり、松本は「はけた瞬間、はあはあ……言ってますよ」と過酷さを告白。また、小川が「アイドルだからちょっとかっこよくなっちゃったりするよね!」と口にすると、宅間は「稽古でちょっと面白いシーンをやらないといけないとき、(松本が)『どうやったらかっこ悪くなるんですかね?』と言ってて(笑)。稽古場中の男性が殺意を抱いていた」と暴露した。このカミングアウトに、松本は「いやー、ついね!」と涼しい顔を見せていた。

 会見には、金田明夫、石田亜佑美、浜谷健司、鈴木紗理奈も出席した。

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