timelesz寺西拓人、初主演作でエキストラ一人ひとりにあいさつ「当たり前のことをしただけ」
timeleszの寺西拓人が6日、都内で行われた初の主演映画『天文館探偵物語』(12月5日公開。諸江亮監督)の完成披露試写会に登壇。撮影中のエピソードや作品の見どころを熱く語った。

主演映画『天文館探偵物語』の完成披露試写会
timeleszの寺西拓人が6日、都内で行われた初の主演映画『天文館探偵物語』(12月5日公開。諸江亮監督)の完成披露試写会に登壇。撮影中のエピソードや作品の見どころを熱く語った。
本作は、南九州一の繁華街、鹿児島県の天文館を舞台に、人情に厚い探偵たちがシングルマザーに手を差し伸べたことをきっかけに、天文館の再開発問題に巻き込まれていく人間ドラマ。無謀と知りながらも街を思い、人との絆を大切にしていく探偵たちの姿を描く。
寺西は、私立探偵の宇佐美蓮役。この日は「初主演です! 初主演です!」と観客にアピールするも、「というのは冗談ですが、たくさんの方の思いが詰まった作品ですので、皆さんのもとに届くのが楽しみです」と笑顔を見せていた。
演じた探偵役については「探偵はあやしいというか不思議な印象ですが、この映画は探偵というより便利屋さん。街のみんなを助けるみたいな役でした。そういう意味で意識したことは特にないんですが、亀を探すシーンから始まるんですけど、亀が緊張しちゃって、うんちをめっちゃ漏らすという(笑)。それで撮影1回止まるのは大変だった印象がありますね」と告白。
劇中ではアクションシーンも収録されており、「高田くんとのアクションシーンは町中を走ったりして、路面電車に飛び乗った高田くんを僕が自転車で追いかけるというか、街の中でやらせてもらったので、数も限界があってほぼ一発でチームワークでなんとかやりました」とやり切った様子だった。一方の高田は「寺とは舞台でも一緒だったからアクションする際は不安もなく楽しくやれたので、今回映画に残ってうれしいです」と充実の表情を浮かべた。
寺西と同じくtimeleszのメンバーの原嘉孝は、大原がふんするシングルマザー・橋口凪の兄で医者の拓海役。「すごく嫌な役なので、すごくねちっこい笑顔というか、それをすごく意識しました。妹の凪と会話をするシーンああるんですが、いくら大原さんが涙ぐもうと、それを無視して嫌な笑顔で話し続けるというのはちょっとつらかったんですけど、そういう役としてしっかり生きるようにしました」と心を鬼にして演じきったという。
寺西らが演じた探偵は、浮気調査や資産調査など、調べるのが仕事。それにちなみ、宣伝チームが撮影中にキャスト陣を調査した結果が披露された。多くのエキストラが出演した中、寺西は撮影前に一人ひとりに自己紹介してあいさつ。そのエピソードに寺西は「一語一句その通りでございます。いや本当に。恥ずかしいですね。でもね、冗談抜きでエキストラさんも大切なピースなので。そういう風にみなさんが見ていだけるのはうれしいです」と話すも、「僕としては当たり前のことをしただけです」とドヤ顔だった。また、この日は寺西、高田、原のほか、大原優乃、肥後遼太郎、室龍太、西岡徳馬、諸江亮監督も登場した。
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