格闘技イベント「RIZIN」は5日、六本木ヒルズアリーナで緊急記者会見。大みそか大会の対戦カードを発表した。また、朝倉未来（33＝JAPAN TOP TEAM）が現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ（25＝キルギス）とタイトルマッチを行うことも決定した。朝倉の大みそか大会参戦は4年ぶりとなる。

　黒のパーカー姿で会見に登壇した朝倉は「命がけじゃないけど見ている人が心を震わす試合をしたい。覚悟は決まっている」とコメント。表情はいつも通り落ち着いていた。そして「クレベルはびびってたじゃん。俺はしっかり喧嘩しに行くんで」と語り、場内からは大歓声が起きた。

　そして最後には「しっかり（シェイドゥラエフと）喧嘩できた相手はいないと思う。気持ちの強さを見せようと思います」と力強く語り、年末のビッグマッチに向けて意気込んだ。

　キャリア15戦15勝全フィニッシュと、フェザー級を無双している王者・シェイドゥラエフは「対戦相手をしっかり研究してリングに上がりたい。多分第一ラウンドで倒すと思います」と試合に向けて意気込み。「レスリングの部分で朝倉を上回っている。すべての得意技をリングで見せつけたい」と呼びかけ、すでに2度目の防衛戦を見据えていた。